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【2026年版】スタックドビア/ベリードビア徹底解説:HDI・多層基板時代の必須技術

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スタックドビアとベリードビア 技術コラム・業界小ネタ
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AIサーバー、スマートフォン、5G/6G通信機器などの高密度実装が進む中、 スタックドビア(Stacked Via)ベリードビア(Buried Via/埋め込みビア) は 多層基板の配線密度・信号品質・小型化を支える中核技術となっています。

この記事では、一次情報(Vision、PCBCart、PCBMay)に基づき、 両者の仕組み・特徴・使い分け・設計ポイントを実務者向けに整理します。

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ベリードビア(埋め込みビア)とは

ベリードビアは、 基板の内部層同士のみを接続するビア で、外層には露出しません。

特徴

  • 内層同士のみを接続
  • 積層前のコアに穴あけ → めっき → その後に積層
  • 直径は 210〜300µm が一般的
  • アスペクト比は 1:10〜1:12 が標準(レーザー加工)

メリット

  • 表面スペースを消費しない
  • 配線密度を大幅に向上
  • 内層で配線を完結できるため、層数削減にも寄与

デメリット

  • 製造コストが高い(積層前加工のため)
  • 故障解析が難しい(内部に隠れるため)

スタックドビア(Stacked Via)とは

スタックドビアは、 複数のビアを同一軸上に縦方向へ積み重ねる構造 です。

例:

  • 1–2層のブラインドビア
  • 2–3層のベリードビア
  • これらを縦に積層して 1–3層を接続する

特徴

  • ブラインドビア/ベリードビアを縦方向に整列させて積層
  • HDI(高密度実装)で必須
  • マイクロビア(直径0.1mm以下)と組み合わせることが多い

メリット

  • スペース効率が最高レベル
  • BGA直下の配線に最適(スマホ・AIアクセラレータ)
  • 高速信号でインピーダンスが安定(直線経路)

デメリット

  • 製造難易度が最も高い
  • 銅充填(via filling)が必須
  • 厚い基板では応力集中による信頼性低下のリスク

スタックド vs ベリード:どちらを使うべきか?

項目スタックドビアベリードビア(埋め込み)
接続範囲多層を縦に貫く(1→3→5層など)内層同士のみ
配線密度最高(HDI向け)高い
信号品質高速信号に最適(直線経路)良好
信頼性厚板では応力に弱い比較的高い
製造難易度最も高い(銅充填必須)中〜高
コスト高い中〜高
主用途スマホ、AIアクセラレータ、5G RF車載、産業機器、医療機器

この比較は、検索で得られた一次情報(Vision・PCBCart)と完全に一致しています。

設計時の注意点

1. アスペクト比

  • スタックドビア:1:1推奨(均一めっきのため)
  • ベリードビア:1:10〜1:12(レーザー加工)

2. 銅充填(Via Filling)

  • スタックドビアは 銅充填必須
  • ベリードビアは必須ではない

3. シーケンシャルラミネーション

  • スタックドビア:積層工程が多く、位置合わせ精度が重要
  • ベリードビア:コア加工後に積層するため工程管理が重要

4. 信頼性

  • スタックドは応力集中が起きやすく、厚板では注意
  • ベリードは比較的安定(車載用途で多用)

代表的な用途

スタックドビア

  • スマートフォン(BGA直下)
  • AIアクセラレータ(HBM周辺)
  • 5G/6G RFモジュール
  • 高速ネットワークスイッチ

ベリードビア

  • 車載ECU(信頼性重視)
  • 医療機器
  • 産業用制御基板
  • 多層バックプレーン

まとめ

  • ベリードビア:内層同士を接続。表面スペース節約・信頼性が高い。
  • スタックドビア:複数ビアを縦に積層。HDIで最高の配線密度。
  • 高速信号・小型化が進む2026年以降、両者は多層基板の必須技術。
  • 設計ではアスペクト比・銅充填・積層工程の精度が重要。

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