この記事では、電子印鑑のフリーソフトでインストール不要で使うことが出来るおすすめの3本を紹介しています。
私の場合ですが、新型コロナウイルスの感染拡大第一波の時に電子印鑑のおかげで不要不急のハンコ出社をしなくて済んだという経験をしました。
それも、印鑑のフリーソフトでインストール不要なclickstamper「クリックスタンパー」を使ってです。
出社しなくて済んだ時には、フリーの電子印鑑使えるじゃん!よかったなという思いがこみ上げてきました。
新型コロナウイルスの感染拡大が始まったばかりの頃で、新型コロナウイルスがどんなものか?も分からずに出社したら2週間経過後に発熱が無かったことで安心するという事を、出社する度に繰り返していたからです。
コロナ禍なのにハンコの為に出社するなんて考えられないのですが押印の為に出社したという話はよく聞く話です。
認印であればフリーの電子印鑑で充分に賄えます。
電子印鑑で済むのであればおおいに活用してハンコ出社を減らしたいですね。
当記事ではフリーでインストール不要のclickstamper「クリックスタンパー」、フリーでインストール必要な「パパッと電子印鑑Free」、ダウンロードもインストールも不要なWEB上で電子印鑑のデータを作って自分のPCに画像データとして保存する「印影プレビュー作成ツール はんこ堂ドットコム」の3種類の電子印鑑ソフトを紹介しています。
その前に電子印をフリーソフトで作る際の注意点です。
フリーソフトを使用した電子印は印影をデジタル化したものです。
いつ誰が押印したものなのか?、データが改ざんされていないか?を証明できる情報は持っていません。
その気になれば簡単に流用出来てしまうので、なりすましの被害にあうリスクもあります。
フリーソフトの電子印鑑には認印レベルの使い方しか出来ないということを理解した上で活用しましょう。
当記事では、印鑑のフリーソフトでインストール不要な3本を紹介していますが、私的には使いなれているという理由で「クリックスタンパー」が一番かなと思います。
フリーでインストール不要のclickstamper「クリックスタンパー」
clickstamper「クリックスタンパー」は私がコロナ禍になる前から主に使っていた電子印鑑ソフトです。
インストール不要なのでPCのレジストリを汚しません。
丸と四角でそれぞれ認印と日付印を作成する事ができます。
入手方法は、ベクターからダウンロードできます。
Vectorさんのclickstamper「クリックスタンパー」のダウンロードページはこちら
クリックスタンパー
日付印
丸印・縦表示
角印・縦表示
私の使い方はクリップボードにコピーボタンを押してエクセルやワードに張り付けてサイズを調整する。手っ取り早く電子印鑑を押印出来ます。

電子印鑑が作れるフリーソフトでインストール不要な「スタンプメーカー(StampMaker)」
印種が日付入りのデート印と認印を作成できるシンプルなフリーソフトです。
印の色を「赤」、「青」、「黒」の3種類から設定できる。
ベクターからダウンロードできます。
ベクターのダウンロードページへはこちらからどうぞ。
ベクターのスタンプメーカー(StampMaker)ダウンロードページ
StampMaker.zipというファイルがダウンロードされます。
任意のフォルダに解凍して中にあるファイルStampMaker.exeをダブルクリックすると起動します。
スタンプメーカー(StampMaker)のデート印
スタンプメーカー(StampMaker)の認印

WEBで電子印鑑のデータを作る印影プレビュー作成ツール はんこ堂ドットコム
印影プレビュー作成ツール はんこ堂ドットコムはWEB上で電子印鑑のデータを作り、自分のPCに画像データとして保存。すのでインストールどころかダウンロードも不要の為、ソフトを選んで立ち上げるといった手間がかかりません。
はんこ堂ドットコムにアクセスします。
はんこ堂ドットコム
印影プレビュー(個人印影)、印影プレビュー(法人印影)、印影プレビュー(法人角印)があります。印影プレビュー(個人印影)をクリックします。
電子印鑑のスタイルが決まったら印刷時の印鑑の画像を自分のPCに保存して使います。

まとめ
電子印鑑を作成できるフリーソフトなんてコロナ禍になってテレワークが浸透する以前は、あまり縁が無かったという方も多いのではないでしょうか。
紙に印刷した書類に自分と上司の押したものをスキャンしてPDF化し、メールで送付する事が当たり前だったからです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレワークが始まると今までの常識では作業が回らなくなってしまいました。
不要不急の外出を自粛したテレワーク中にも関わらずに、自分の押印と上司の印鑑を貰う為だけに出社しなければならない状況が生じたのです。
押印の為に出社して押印後は会社の設備を使いスキャンしてPDF化して帰宅。
自宅に着いたら再びテレワークに戻るという変な状況です。
初回は出社して上司に押印してもらいスキャンしてPDF化しましたが「何の為のテレワークなんだ?」と思い2回目からはエクセルに自分の電子印で押印したデータを上司にメール送信。
上司の電子印が押印されたデータをメールで受け取る事で出社しないで済ませる様にしたのです。
同僚は私とは考えが違うようで上司の押印の為だけに出社する事を続けていました。人それぞれの対応の仕方ですね。
私がネットで探して、実際に使ってみた印鑑のフリーソフトでインストール不要の「クリックスタンパー」、「スタンプメーカー(StampMaker)」、「印影プレビュー作成ツール はんこ堂ドットコム」の3本を紹介しました。
手軽に使える電子印鑑は、その手軽さが大きなメリットですが逆にデメリットにもなっています。
印影をデジタル化して貼り付けて使いますので偽造される可能性もありますし、その気になれば簡単に流用出来ちゃいます。
それから、誰がいつ押印したのか?をフリーソフトの電子印鑑では証明する事は出来ません。
電子印鑑は認印としての効力しかない事を理解した上で活用したいと思います。
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