当記事では、DWG・DXFビューアでフリーソフトのおすすめを3本選んで紹介しています。
CAD図面の閲覧に欠かせないDWG・DXFビューア。高価なCADソフトを購入せずとも、無料で使えるフリーソフトが多数存在します。
本記事では、機能性と使いやすさを兼ね備えた、おすすめのDWG・DXFビューアフリーソフト3選をご紹介します。設計者からCAD初心者まで、幅広いユーザーに役立つ情報をお届けします。
基板設計をしていて基板外形やシルク図、レジスト図、パターン図などの図面データをDXFでやりとりする機会がよくあります。
DWG・DXFファイルは、どちらもAutodesk社によって開発されたAutoCADのファイル形式です。
DWGは非公開ですが、DXFは仕様が一般に公開されて他社のCADソフトでも読み書きができるようになり普及してきました。
2次元CAD図面データの中間ファイルとして位置づけされているファイル形式です。
基板外形のデータをDXFで受け取り、基板設計のCADに取り込むと効率よく基板外形の入力が出来るので重宝しています。
そんなDXFを無料で閲覧することが出来るビューアソフトのフリーソフトを紹介します。
DWG Trueview
DXFファイルの生みの親であるAUTODESK社が提供しているインストールして使うWindows向けの無料で使えるビューアです。
DXFだけでなく、DWGファイルも開くことができるうえにDWGファイルのバージョンを変えて保存することができます。
DWGのバージョン違いで開けない時に重宝します。多彩な印刷ができるのでAUTOCADが無い環境でもAUTOCADで印刷しているかのように使えます。
DWG TrueViewは、AutoCADファイルを閲覧や共有する必要がある方、またはAutoCADを持っていないがCAD図面を見る必要がある方にとって非常に便利なツールです。
このソフトウェアを使用することで、AutoCADがインストールされていないコンピュータでもCAD図面を開いて閲覧することが可能になります。
これにより、さまざまなプロジェクトメンバーが設計図を確認でき、効率的なコラボレーションが促進されます
Autodesk Viewer
AUTODESK社が提供するAutodesk Viewerは、WEBブラウザでAutodesk Viewerサイトにアクセスし、閲覧したいファイルをドラッグ&ドロップするとファイルフォーマットを自動識別して表示してくれるWEBサービスです。
多種類の2次元CAD・3次元CADファイルのフォーマットに対応しているビューアです。
対応するファイルの中にDXFファイルも含まれているのでDXFを閲覧することができます。
Autodesk Viewerは、設計ファイルを表示し、コラボレーションを容易にするための強力な無料ツールです。
幅広いファイル形式に対応しており、設計業務を支援します。
このツールはブラウザベースで動作するため、インターネットがあればどこからでもアクセス可能で、リアルタイムでの共同作業が行えるのが大きな利点です。
RootPro CAD 12 Free (フリーソフト)
RootPro CAD 12 Free (フリーソフト)は、無料で使用できる高機能な2DCADのフリーソフトです。
AutoCADのファイル形式(DWG/DXF)、Jw_cadのファイル形式(JWW/JWC/JWK/JWS)、SXF 仕様 Ver2 (レベル 2) のファイル (sfc/p21) を読み込むことができます。しかし、無料版を使用している場合は、これらの形式でファイルを保存することはできません。
有料版の機能制限版ですので画面はきれいですし、2DCADとしてもしっかりと作られています。
このRootPro CAD 12 Free (フリーソフト)をDWGファイル,DXFファイルのビューアとして使うのも有りです。
まとめ
本記事では、DWG・DXFファイルを無料で閲覧できる優れたフリーソフト3選を紹介しました。各ソフトの特徴や機能を比較することで、用途に合わせた最適なビューアを選択できます。これらのツールを活用することで、CAD図面の閲覧や共有が容易になり、業務効率の向上につながるでしょう。ぜひ、自分に合ったビューアを見つけてください。
以上、DWG・DXF ビューアのフリーソフトのおすすめ3選の紹介でした。お役に立てたら幸いです。
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