この記事では、WinDirStatのダウンロード・インストール、使い方を紹介しています。
自宅で使っているPCのCドライブの容量不足が少なくなってきました。
フリーソフトのインストールや画像データ、メールファイルなどソフトのインストールドライブの変更、ゴミ箱の中身の削除や一時ファイルの削除もしたのですが、まだ空きスペースが4GBくらいしかありません。
長期にわたってコンピュータを使用していると、ハードディスクには多くのデータが溜まってきます。やがて、ディスクの容量が不足し始めると、空き容量を作るための努力が必要になりますが、これが意外と難しいのが実情です。多くの場合、ユーザー自身もハードディスクにどれだけのデータが保存されているのか把握していないことがあります。
そこで役立つのが「WinDirStat」というツールです。このソフトウェアは、ハードディスクに保存されたデータをサイズ別に整理し、視覚的に分かりやすく表示してくれます。一度使ってみると、その便利さがすぐに理解できるはずです。
例えば、画像に示された「WinDirStat」の使用中のスクリーンショットでは、フォルダの隣に表示されたバーグラフで、そのフォルダがハードディスク全体のどれだけの容量を占めているかが一目でわかります。また、画面下部には色付きの小さな四角形が表示され、それぞれの四角形が一つのファイルを表しています。
WinDirStatはこんなソフトです。
パソコン全体のファイル/フォルダ数、ドライブごとのファイル/フォルダ占有状況などをグラフィカルに表示し、「どのファイル/フォルダがハードディスクを占有・圧迫しているか」の情報を提供してくれるソフト。拡張子別のハードディスク占有状況も確認できます。
解析が終了すると、左上に「ファイル/フォルダ一覧」パネル、右上に「拡張子別占有状況」パネル、下に「占有状況」グラフが表示されます。
引用元:WinDirStat
WinDirStatのダウンロード
WinDirStatはベクターさんからダウンロードすることが出来ます。
ベクターさんのダウンロードページはこちらからどうぞ。
お使いのPCに「windirstat1_1_2_setup.exe」がダウンロードされます。
以上でWinDirStatのダウンロードは完了です。
WinDirStatのインストール
ダウンロードした「windirstat1_1_2_setup.exe」がWinDirStatのインストールウィザードの実行ファイルです。
ファイルをダブルクリック。又はファイルの上にマウスカーソルを持っていき右クリックして開いたメニューの「管理者として実行」を選択するとプログラムが起動します。
ライセンス契約のウィンドウ。「I accept the terms in the License Agreemrnt」使用許諾契約書の条項に同意しますにチェックを入れて「Next」をクリックします。
コンポーネントの選択のウィンドウ。デフォルトのまま「Next」をクリックします。
インストール場所の選択のウィンドウ。問題がなければデフォルトのまま「Install」をクリックします。
ファイルが展開されます。インストールが完了のウィンドウ。「Next」をクリックします。
WinDirStar 1.1.2 セットアップ ウィザードの完了のウィンドウ。「Close」をクリックします。
以上で、WinDirStatのインストールが完了しました。
WinDirStatの使い方
WinDirStatの起動
スタートメニューのすべてのアプリから「WinDirStat」を選択し起動します。
「WinDirStat」が開くと、最初にスキャン対象を選ぶ画面が表示されます。デフォルトの設定では、全てのドライブがスキャン対象とされていますが、特定のパーティションや特定のフォルダだけを選ぶことも可能です。
スキャンするデータの範囲が広いほど、解析時間が長くなるのは自明です。例えば、もし「Cドライブ」のみを調査したい場合は、そのドライブだけを指定することで、時間を節約できます。
Cドライブのみを選んで「OK」をを押すとスキャンが開始します。
ディスク解析が始まります。この間は待つしかありません。
解析完了後、メイン画面に移ります。「WinDirStat」のファイルビューはエクスプローラに似ており、操作が直感的です。ただし、ルートディレクトリのファイルは「
各フォルダのデータサイズが全体に占める割合は、バーグラフで視覚的に表示されます。説明するよりも実際に試してみると、すぐに理解できるでしょう。
画面下部には大小様々な色付きの四角形があり、これらは個々のファイルを表しています。四角形の大きさはファイルのサイズを、色はファイルの種類(拡張子)を示しています。
「WinDirStat」では、フォルダのサイズをバーグラフで、ファイルのサイズを面積グラフで表示します。これにより、どのデータがどの位置にどれだけ存在するかが一目瞭然です。
面積グラフに表示された四角形をクリックすると、フォルダツリーも連動して反応します。これにより、どのファイルがストレージを圧迫しているかを素早く把握できます。
特定のフォルダを選択し、「+」キーを押すことで、そのフォルダの面積グラフを更新することが可能です。
ファイルの削除も「WinDirStat」から直接行えますが、その他のファイル操作はエクスプローラを利用したほうが便利です。エクスプローラを開くには、「Ctrl」+「E」キーを使います。
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