WinMerge日本語版のダウンロード・インストール方法|使い方・Excel・PDF比較まで解説【2026年最新版】
ファイルの変更点を目で追って確認していませんか?
- 修正前後の違いが分からない
- Excelのどこが変わったのか把握できない
- バックアップとの違いを確認したい
そんなときに便利なのがWinMergeです。
WinMergeは、無料で使えるオープンソースのファイル比較ソフトです。テキストファイルだけでなく、フォルダ比較や3ファイル比較にも対応しており、プラグインを利用することでExcelファイルやPDFの比較も行えます。
私は基板設計の現場で、ネットリスト比較や改版チェックに日常的に利用しています。私が使用している設計環境では、CADの比較機能だけでは変更箇所を追いにくい場面があるため、WinMergeで差分を確認しています。
この記事では、次の内容を分かりやすく解説します。
- WinMerge日本語版のダウンロード方法
- インストール手順
- 基本的な使い方
- 差分のみ表示する方法
- Excel比較の設定方法
- PDF比較の方法
- 比較結果の保存方法
- 実務での活用例
WinMerge日本語版のダウンロード方法【最新版】
WinMergeは公式サイトまたは窓の杜からダウンロードできます。
初めて利用する方は、日本語で情報が整理されている窓の杜からダウンロードすると迷いにくいでしょう。
窓の杜のWinMergeのページ
2026年2月24日時点の最新版
| 版 | バージョン | 公開日 |
|---|---|---|
| 64bit版 | v2.16.54-jp-1 | 2026/01/29 |
| 32bit版 | v2.16.54-jp-1 | 2026/01/29 |
ダウンロードファイルサイズ
- 64bit版:約10.8MB
- 32bit版:約10.4MB
32bit版と64bit版の違い

- 64bit版:現在販売されているほとんどのWindows PCはこちら
- 32bit版:古い32bit版Windows向け
通常は64bit版を選べば問題ありません。
ダウンロードが完了したら、「WinMerge-2.16.54-jp-1-x64-Setup.exe」を実行します。
WinMergeのインストール方法

インストールは数分で完了します。
- ダウンロードしたSetupファイルをダブルクリックする
- 使用許諾契約に同意して「次へ」をクリックする
- インストール先を確認して「次へ」をクリックする
- 追加タスクは通常そのままで「次へ」をクリックする
- 「インストール」をクリックする
- インストール完了後、「完了」をクリックする
特別な設定は不要です。
WinMergeとは?
WinMergeは無料で利用できるオープンソースの比較ソフトです。
テキストファイルだけでなく、フォルダ比較や3ファイル比較にも対応しており、用途に応じてプラグインを利用することでExcelファイルやPDFの比較も行えます。
WinMergeでできること
- テキストファイルの差分比較
- フォルダ単位の比較
- 3ファイル比較
- バイナリファイルの比較
- Excelファイルの比較(プラグイン)
- PDFの比較(プラグイン・外部ツール)
- 差分のみ表示
- 比較結果のHTML出力
特に便利なのがフォルダ比較と差分のみ表示です。
バックアップとの比較や改版チェックなど、実務でも頻繁に利用されています。
WinMergeが向いている人
- ソースコードの差分を確認したい
- Excelの変更箇所を確認したい
- フォルダ単位で比較したい
- 無料で高機能な比較ソフトを探している
WinMergeの基本的な使い方
ファイル比較
- 「ファイル」→「開く」を選択
- 比較したい2つのファイルを指定する
差分は自動で色分け表示されます。
フォルダ比較
フォルダ同士を指定すると、
- 追加されたファイル
- 削除されたファイル
- 更新されたファイル
を一覧で確認できます。
バックアップとの比較やソースコード管理で特に便利です。
3ファイル比較
WinMergeは2ファイルだけでなく、3ファイル同時比較にも対応しています。
例えば、
- 元ファイル
- 修正版A
- 修正版B
を並べて比較できるため、複数人で作業したファイルのマージ前確認や、改版履歴の確認に役立ちます。
差分のみ表示する方法
変更箇所だけを確認したい場合は、
表示 → Diffコンテキスト → 0
を選択します。
私は設計レビュー前に必ずこの設定へ切り替えています。変更箇所だけを確認できるため、レビュー時間を大きく短縮できます。
よく使うショートカット
- F7:次の差異へ移動
- Shift + F7:前の差異へ移動
- Ctrl + →:左から右へコピー
- Ctrl + ←:右から左へコピー
- Ctrl + S:保存
- F5:再読み込み
このあたりを覚えておくと、レビュー作業を効率よく進められます。
WinMergeでExcelを比較する方法
WinMergeでは、CompareMSExcelFilesプラグインを利用することでExcelファイルを比較できます。
標準機能ではなくプラグインによる機能なので、初回のみ設定を行いましょう。
設定手順


- メニューバーの「プラグイン」→「自動展開」を選択
- 「プラグイン」→「プラグインの設定」を開く
- CompareMSExcelFiles を選択
- 「ワークブック情報を展開」にチェックを入れる
必要に応じて「ワークシートを画像化して比較」を有効にすると、セルの内容だけでなくレイアウトや書式の違いも確認できます。
テキストの変更だけを確認したい場合は、画像化しなくても十分です。
Excel比較を活用する場面
Excel比較は、次のような業務で役立ちます。
- 部品表(BOM)の改訂確認
- 見積書や仕様書の変更確認
- 管理表の更新チェック
- 帳票の差分確認
私は取引先から支給される部品表(BOM)の確認によく利用しています。
数量や型番が一文字だけ変更されていることも多く、目視では見落としやすい変更もWinMergeなら効率よく確認できます。
WinMergeでPDFを比較する方法
WinMergeはPDFを直接比較するソフトではありません。
PDFはプラグインや外部ツールを利用してテキストや画像へ展開したうえで比較します。
テキストとして比較する
文字の追加・削除・修正だけを確認したい場合に向いています。
メリット
- 比較が高速
- 文字の変更が分かりやすい
デメリット
- レイアウトの違いは確認できない
画像として比較する
図面や帳票など、見た目も含めて確認したい場合はこちらがおすすめです。
メリット
- レイアウトの違いを確認できる
- 図形や配置の変更も分かる
デメリット
- テキスト比較より処理に時間がかかる
図面や帳票の確認では画像比較、文章中心のPDFではテキスト比較というように使い分けると効率的です。
比較結果を保存する方法
比較結果を記録として残したい場合は、
「ファイル」→「結果を保存」
を選択します。
HTML形式で保存できるため、
- レビュー記録
- 差分ログ
- チームへの共有資料
として活用できます。
実務では変更履歴を残す目的で利用することも多く、覚えておくと便利な機能です。
実務での活用例|ネットリスト比較・部品表(Excel)比較

私は基板設計の現場で、WinMergeを改版チェックに日常的に利用しています。
ネットリスト比較
基板設計では改版のたびに、
- ネットの追加・削除
- ピン接続の変更
- 部品番号の変更
などが発生します。
私が使用している設計環境では、CADの比較機能だけでは変更箇所を追いにくい場面があるため、WinMergeで差分を確認しています。
特に「Diffコンテキスト」を0に設定すると変更箇所だけを表示できるため、レビュー前の最終確認では欠かせません。
部品表(BOM)の比較
支給された部品表では、
- 型番末尾の変更
- 数量の変更
- 実装可否の変更
- 備考欄の追記
などがよくあります。
一見すると同じように見えるファイルでも、小さな変更が品質に影響することがあります。
CompareMSExcelFilesプラグインを利用すると変更箇所を効率よく確認できるため、目視による確認よりも作業時間を短縮でき、見落とし防止にも役立っています。
WinMergeに関するよくある質問(FAQ)
Q1. WinMergeは無料で使えますか?
はい。WinMergeはオープンソースソフトウェアで、個人利用・業務利用ともに無料で利用できます。
Q2. WinMergeは安全ですか?
公式サイトまたは窓の杜から入手したWinMergeであれば、安心して利用できます。
セキュリティのためにも、非公式サイトからのダウンロードは避けましょう。
Q3. WinMergeは商用利用できますか?
はい。
WinMergeはGPLライセンスで公開されており、商用環境でも利用できます。
Q4. 32bit版と64bit版はどちらを選べばよいですか?
ほとんどのWindows PCでは64bit版を選べば問題ありません。
32bit版Windowsを使用している場合のみ32bit版を選択してください。
Q5. WinMergeでExcelを比較できますか?
はい。
CompareMSExcelFilesプラグインを利用することで、セルの内容やシート単位の比較、画像によるレイアウト比較が可能です。
Q6. WinMergeでPDFを比較できますか?
可能です。
プラグインや外部ツールを利用し、テキストまたは画像として比較できます。
Q7. 差分のみ表示する方法は?
「表示」→「Diffコンテキスト」→「0」を選択します。
変更箇所だけが表示されるため、レビュー作業の効率が向上します。
Q8. フォルダ比較はできますか?
できます。
フォルダ同士を指定すると、追加・削除・更新されたファイルを一覧で確認できます。
Q9. ZIP版(ポータブル版)はありますか?
はい。
ZIP版も提供されており、インストールせずに利用できます。
USBメモリなどで持ち運びたい場合にも便利です。
Q10. WinMergeにWeb版はありますか?
いいえ。
WinMergeはWindows向けのデスクトップアプリケーションであり、公式のWeb版は提供されていません。
Q11. 比較結果を保存できますか?
はい。
「ファイル」→「結果を保存」からHTML形式で保存できます。
レビュー記録や差分ログとして活用できます。
Q12. WinMergeの代替ソフトはありますか?
代表的な比較ソフトには、Beyond Compare、Meld、KDiff3などがあります。
WinMergeは無料でありながら、多彩な比較機能を備えている点が大きな特徴です。
まとめ
WinMergeは、無料で利用できる高機能なファイル比較ソフトです。
テキストファイルだけでなく、フォルダ比較や3ファイル比較にも対応しており、プラグインを利用することでExcelファイルやPDFの比較も行えます。
私は基板設計の現場で、ネットリストや部品表の改版チェックに日常的に活用しています。変更箇所だけを素早く確認できるため、レビュー時間の短縮や見落とし防止にも役立っています。
ファイル比較を効率化したい方は、まずはWinMergeを導入して基本的な比較機能から試してみてください。業務でも十分に活用できる便利なツールです。


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