本ページは広告リンクやPRが含まれます

等長配線のスキュー値は使用しているデバイスのデータシートに記載されている事が多い

ラズパイ 基板設計
広告

レイアウト設計をしていると等長配線という制約に出会う時があります。

複数の配線のタイミングを合わせる為に複数の配線パターンの長さを合わせるという制約。

これが、結構大変なんです。一番長い線の長さに合わせるので短戦はくねくねしちゃう。

速い信号になると、くねくね具合も厳格に定められていたりして難易度が極端に高くなるケースもあります。

その場合に必要なのが許される波形のタイミングのずれ、言い換えると配線の長さの僅かな違いになります。

信号が早くなればなるほど配線長の差が小さくなる傾向です。

スキューとは

SI解析で使われるスキューとは、波形のずれを指します。

基準とする信号(多くの場合クロック信号である事が多い)に対しての遅延なのか前倒しなのか。です。

時には、今までの経験から数値を導く事も有るのですが時として必要以上の等長になってしまう事もあると思う。

実際に必要な等長配線の差の数値がわかっていれば、違った展開になると思います。

レイアウト設計をしていて指示される側であれば、指示された値で設計すればいいのですが、指示する側になった場合、等長配線の許容長さの指示に苦しみます。

規格名で検索しても答えが見つかるのはPCI expressくらいで他の規格では見つけることが難しいと感じます

その場合、どこを探したら答えが見つかるのか?というと使っている部品のデータシートです。

データシートから

以前は、日本の半導体が世界を席巻していたのでデータシートと言えば日本語でしたが、昨今は半導体と言ったら海外メーカー製です。

データシートも英語表記なのでご「google翻訳」を開いて翻訳しながら理解していくので手間がかかります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました