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インサーキット・テスタ用のパッドがプリント基板の設計の難易度を高くする

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当記事では、インサーキット・テスタ(ICT:In-circuit Tester)用のパッドがプリント基板の設計の難易度を挙げる事について紹介しています。

プリント基板の設計をしているとインサーキット・テスタ用のパッドを設けた基板の設計をする事があります。

インサーキット・テスタ用のパッドは(In-circuit Tester)の頭文字をとってICTパッドという略称で呼ばれたりもします。

どんなものかというと、レイアウト設計上では、穴が開かない表面だけのパッドの場合もあればビアを兼用する場合もあります。

ピンが当たる様にレジストは開口しています。メタルマスクの開口は無し。

プリント基板には表面と裏面があるのですが、裏面だけにICTパッドを設ける場合もあれば、表面と裏面どちらでもよい場合もあり、いろいろです。

インサーキット・テスタ用のパッドは基本的に1ネットに1つ設けます。

全くのゼロからの設計であれば制約さえ守っていれば、ある程度自由な位置に配置できます。

手強いのが、変更品の場合です。

インサーキット・テスタの位置を変えないで欲しいといった制約がある場合が多いです。

変更規模が小さい場合のインパクトは小さいことが多いのですが、変更規模が大きいとインパクトが大きくなる傾向にあると思っています。

インサーキット・テスタとは

インサーキット・テスタ(ICT:In-circuit Tester)とは、基板に実装された個々の部品を電気的に検査を行う検査装置です。

メリットとしては、目視検査では発見が出来ない不具合いを発見する事が出来ます。

インサーキット・テスタは実際の基板の動作電流よりも小さな電流て検査するので、部品を壊すことなく検査することができます。

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