当記事では、WinMergeを窓の杜からダウンロード・インストール、差分のみの表示方法、Excelの比較方法を紹介しています。
仕事柄 ファイルの比較やフォルダの比較が必要な場面が多い。そんな時に「WinMerge」というフリーソフトを使って簡易的に比較しています。
『WinMerge』の優れている点は、アスキーファイルでもバイナリーファイルでも比較が出来る点です。
私の場合バイナリーファイルの比較はほとんどしません。アスキーファイルばかりですので、当記事ではアスキーファイルの比較をメインに書いていきます。
プリント基板の設計をしていると、ネットリストというテキストが羅列されたファイルが重要な役割を担っています。
そのネットリストの比較に『WinMerge』を使います。
変わった箇所は合っているのか?、余計に変わっている箇所はないのか?と疑ってかからないと痛い目をみるからです。
プリント基板の設計CADにユーティリティーとしてネット比較機能を持っていることが多いのですが、ネット比較機能がしょぼくて使えない時は「WinMerge」でネットリストの比較を行います。
差分のある個所を色の濃淡で表示してくれるの本当に異なる箇所が判りやすいんです。
2つのファイルやフォルダーを比較して相違点を色分け表示できるソフト。世代バックアップしているプログラムのソースファイルを、古い内容と最新の内容で比較したい場合などに便利。
WinMergeは、こんなソフト
使い方は、比較したい2つのファイルパスまたはフォルダーパスを指定するだけ。各相違点を個別に確認するには、メニューやツールボタンから[次の差異]や[前の差異]をクリックすれば、該当行へ移動できる。
引用元:WinMerge
WinMergeを窓の杜からダウンロード
winmergeは窓の杜サイトからダウンロードできます。
winmergeは窓の杜サイトはこちらからどうぞ。
「32bit版ダウンロード」、「64bit版ダウンロード」、「Arm版ダウンロード」から自分のデバイスに合ったものをダウンロードします。
私の場合「64bit版ダウンロード」をダウンロードしました。
WinMergeのインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリック、又は管理者として実行するとインストールが開始します。
「次へ」をクリックします。
コンポーネントの選択、追加するコンポーネットがある場合は追加します。私の場合デフォルトのまま「次へ」をクリックしました。
追加タスクの選択画面、そのまま「次へ」をクリック。
インストールの準備完了の画面。「インストール」をクリックします。
インストール状況の画面。終わるまで待ちましょう。
情報の画面。情報を読んだら「次へ」をクリックします。
セットアップウィザード完了の画面。WinMergeを直ぐに実行するか?、しないか?を指定して「完了」をクリックします。
私の場合、「WinMergeを実行する」にチェックを入れて完了したのでWinMergeが起動してきました。
以上でWinmergeのインストールは完了です。
WinMergeの差分のみの表示方法
winmergeを起動します。
ファイルタブの新規 ⇒ テキスト選びます。
開いた画面の①、②にそれぞれ比較したいファイルをドラッグ&ドロップします。
WinMergeで差分のある行に色がつき、更に差分ズバリの箇所が別の色に変わります。
WinMergeで差分のある行だけを表示にするには、winmerrgeの「表示」⇒「Diffコンテキスト」⇒「0」を選択します。
WinMergeで差分のある行だけの表示になりました。
WinMergeのExcel比較方法
WinMergeを使ってExcelを比較できます。
ツールバーの 「プラグイン」の 「自動展開」にする。
ツールバー の [プラグイン] の [プラグインの設定]
開いたサブウィンドウCompareMSExcelFiles.crt を選択し、下にある「プラグインの設定」をクリックします。
ワークブックの情報を複数ファイルに展開する
ワークシートを画像化して比較する
にチェックを入れます。
「ワークシートを画像化して比較する」にチェックを入れておくと、各シートを画像ファイルとして比較することができます。(テキストの内容だけ比較できればいい場合はチェックは不要です。)
Excelファイルを比較していきます。
メニューバーから[ファイル] → [開く]を選び、比較したいExcelファイルを2つドラッグ&ドロップします。
まとめ
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