当記事では、PDF-XChange Viewer の基本操作と実務での使い方をわかりやすく解説します。
※ただし本ソフトは 開発・サポートが既に終了しており、現在は後継の PDF-XChange Editor で同等以上の作業が可能です。Viewer を使い続ける場合の注意点もあわせて解説します。
PDF-XChange Viewer とは?
PDF-XChange Viewer は、Windows 向けの軽快な PDF ビューアで、注釈(コメント・図形・しおり)などの編集機能も有するソフトでした。
無料でも多くの便利な機能が使えたため、ビジネスや設計現場で根強い人気を誇ってきました。
しかし 最終バージョン「v2.5.322.10」 をもって開発・サポートが終了しており、現在では公式サイトの「Discontinued(開発終了)」セクションからのみダウンロード可能です。
※開発終了後にリリースされた 後継ソフト「PDF-XChange Editor」 は Viewer の全機能を引き継ぎつつ、より高度な編集・変換・ページ操作などが可能です。
当サイトでも、PDF-XChange Viewerを紹介しています。
PDF-XChange Viewerのページはこちら
PDF-XChange Viewerのダウンロードとインストール方法
ダウンロード
私はベクターさんのダウンロードページからダウンロードしました。
ベクターさんのダウンロードページはこちら
PDFXVwer.zipというファイルがPCに保存されたら、ダウンロードは完了です。
インストール
ダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
exeファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。

セットアップに使用する言語の選択画面が表示されるので、日本語が選択されていれば「OK」をクリックします。

セットアップウィザード開始画面で「次へ」をクリックします。

使用許諾の画面で「同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。


コンポーネント選択画面、プログラムグループの指定画面はいずれも初期設定のまま「次へ」をクリックします。
以上でPDF-XChange Viewerのインストールは完了です。
基本的な使い方
インストールが完了したら、PDF-XChange Viewerを実際に使ってみましょう。
すべての機能を使いこなしているわけではありませんが、ここでは実務でよく使う機能を中心に紹介します。
便利な使い方が見つかり次第、内容は随時追記していく予定です。
文字検索
「PDF-XChange Viewer」でPDFにテキストが埋め込まれているのであれば、データ内の文字列を検索する事が出来ます。

白い四角の枠内に探したい文字を入力して枠の右にあるオレンジの矢印で次を検索、緑の矢印で一つ前を検索できます。
膨大なページ数のPDFから知りたい文字列で検索をするといった場合に重宝します。
テキストのコピー
メニューの
「ツール」⇒「基本ツール」⇒「選択ツール」
を選択します。
コピーしたいテキストを右ボタンドラッグで選択すれば、テキストのコピーが可能です。
注釈・図形の追加
基板設計の業務でPDFにコメントや図形を追加し、相手に指示や補足を伝える場面は多くあります。
セキュリティロックがかかっていないPDFであれば、PDF-XChange Viewerを使って自由にコメントを追加できます。
図形やテキストを使って強調したい部分を示すことで、資料の理解度が大きく向上します。

私の基板設計業務上ですと、例えばですが配線都合で回路図のピンアサインを変更した箇所を赤い四角で囲んで伝えたり、回路図に敗戦時に注意して欲しい事を補足として付け加えたり、資料中に足りない情報の補足を追記したりしています。
テキストボックスの使い方
テキストボックスツールは、
「ツール」タブ ⇒ 「コメントとマークアップツール」 ⇒ 「テキストボックスツール」
から選択します。
マウスの右ボタンを押したままドラッグして入力領域を指定し、その中に文字を入力します。

回転して保存
以前のバージョンでは回転後の保存ができませんでしたが、現在のバージョンではPDFを回転した状態で保存できます。
しおりの編集・追加
PDF-XChange Viewerでは、しおり名の変更が可能です。
また、しおりの無いPDFにしおりを追加することもできます。

※しおり追加の詳しい手順は現在執筆中です。
タイプライターのフォント調整
1)「プロパティツールバー」が表示されていることを確認
2)タイプライターを入力状態にする
3)ツールバーからフォントサイズなどを変更
PDF-XChange Viewer を使う際の注意点
- 開発・サポート終了 のため、今後は機能追加・セキュリティ対応は期待できません。
- PDF の新仕様や最新 OS への対応は、後継の PDF-XChange Editor が中心となっています。
- 設計・業務用途で長く使う場合は Editor を検討することを強くおすすめ します。
(推奨)後継ソフト:PDF-XChange Editor とは
PDF-XChange Editor は、Viewer の後継となる PDF 編集ソフトです。
Viewer の全機能を引き継ぎつつ、さらに以下の機能が加わっています:
- PDF のページ分割・結合
- 画像・文字の編集・削除
- PDF から Word/Excel などへの変換
- フォーム作成・入力・比較
- 強力な注釈・コメント機能
など。
無料版でも基本機能を使え、有料版はさらに高度な編集が可能です。
まとめ
設計指示やレビュー作業を効率化したい場合、コメント・図形・しおりの活用が有効です。
PDF-XChange Viewer は便利な PDF ビューアで、注釈や簡易編集が可能。
ただし 開発終了しているため、長期利用には後継 Editor の利用をおすすめ します。

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