当記事では、CADVANCEとはプリント基板の設計CADソフトという事を紹介しています。
CADVANCE αⅢですが2021年年3月を持ちまして、サポートが終了します。
windows10がOSとして存在しているうちは現役として使うことが出来ますが、マイクロソフトから新たなOSがリリースされたらソフト側では対応していないので、動作しなくなる可能性が高いでしょう。
CADVANCEとは図研さん(2015年7月1日YDCから図研に変更になりました)が開発&リリースするプリント基板の設計CADソフトの名称です。
CADソフトだけでなく、回路図CADソフト等々プリント基板設計に係わるソフトもCADVANCEの名称が与えられています。
随分前の話になります。
私が、CADVANCEシリーズと出会ったのはCADVANVE-VというUNIXで動くワークステーションで動くプリント基板設計用のCADでした。
PCB設計CADと言えばRISC-CPUを搭載した高速な(と言っても今のパソコンほど早くはないのですが、当時は高速でした。)ワークステーションのUNIX上で動いていた時代です。
確か、WINDOWSがまだ95や98の頃です。
CADVANCE αがリリースされて、ワークステーションと比較して価格の安いWindowsマシンでプリント基板の設計が出来る様になったのです。巷では2K問題が話題になったwindows2000の頃です。
UNIX環境のCADVANE-VというCADの環境に慣れていたので、windows上での新しい操作環境になるのも嫌でCADVANCE-αは、ほとんど触らずじまいでした。
基板設計時に仕様が守られているかをERCというチェックをかけて作業するのですがワークステーションで一晩かかっていたチェックがwindowsマシンでは数秒で終わるとういう違いを目の当たりにしてからwindowsマシンで設計をすることが当たり前になって、ワークステーションで設計をすることは無くなりました。
ワークステーションはその後もしばらくありましたが、用途はMOに保存したバックアップデータの取り出し用マシンとしてです。
私がwindowsマシンで初めて操作しのは、確かCADVANCE-αⅡでオペレーションをしていたと記憶しています。
CADVANCE-αⅡは完成度が高く、cadvance-αⅢがリリースされてからも直ぐには移行しないでいたといいますか、操作が異なるので移行しなかったというのが正解かもしれません。
現在はCADVANCE-αⅢをバリバリ使用しています。
以上が多少の前後はあるかもしれませんが、私が触れてきたCADVANCE達です。
追記
CADVANCE αⅢですが2021年年3月を持ちまして、サポートが終了します。
windows10がOSとして存在しているうちは現役として使うことが出来ますが、マイクロソフトから新たなOSがリリースされたらソフト側では対応していないので、動作しなくなる可能性が高いでしょう。
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