「FreeCADは商用利用できます。
個人・法人を問わず、業務での使用は可能です。
「3d cad 無料ソフトを仕事で使っても問題ないのか?」という疑問に対する答えは、ここで明確にしておきます。FreeCADはオープンソースで公開されており、商用利用を禁止する制限はありません。
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FreeCADのライセンスはどうなっている?
FreeCADはLGPL(GNU Lesser General Public License)で配布されています。このライセンスのポイントは、利用そのものに制限がないという点です。FreeCADを使って設計業務を行うことも、作成したデータを販売・納品することも問題ありません。
ただし、ソフト本体を改変して再配布する場合には条件が発生します。また、無保証で提供されているため、業務利用における責任は利用者側にあります。ここを理解したうえで使うことが前提です。
実務で使えるレベルなのか?
ライセンス上は問題なくても、実務で使えなければ意味がありません。
私は基板設計業務の中でFreeCADを使用しています。主な用途は、電子部品メーカーが提供するSTEPデータの編集です。具体的には、リードをカットする、アキシャル抵抗のリード長を変更する、高さ違いの部品モデルを作成する、といった加工です。
FreeCADはパラメトリックモデリングに対応しているため、寸法をパラメータとして管理できます。そのため、外形サイズ違いの派生モデルや高さ違い部品のバリエーション展開が効率的に行えます。基板と筐体の干渉確認用途であれば、十分実用レベルです。
「3d cad 無料」で探している人が想像する以上に、使える場面はあります。
STEPデータ編集との相性
FreeCADはSTEPファイルのインポートに対応しています。読み込んだソリッドを基に、必要な部分だけ形状修正や寸法変更が可能です。
ただし、大規模アセンブリや非常に複雑な形状では動作が重くなることがあります。万能ではありません。用途を絞って使うことで、無料CADとしては十分なパフォーマンスを発揮します。
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他の無料CADとの違い
商用利用可能な3D CAD無料ソフトとしては、DesignSpark Mechanicalも候補になります。ただし一部機能は有料プランが前提です。
Autodesk Fusionは高機能ですが、無料利用には条件があり、無制限の商用利用とは言えません。
その点、FreeCADはオープンソースで利用制限が少なく、「cad 無料 商用利用」で探している人にとって安心感があります。
商用利用時に押さえておくべきこと
FreeCADには公式サポートや保証はありません。不具合やデータトラブルが起きた場合は自己責任になります。業務で使うなら、バージョン固定やバックアップ運用は必須です。
企業導入の場合は、社内ルールやセキュリティポリシーとの整合も確認しておくべきです。無料だからこそ、運用でカバーする意識が必要になります。
よくある質問(FAQ)
Q1. FreeCADは本当に商用利用できますか?
はい、商用利用できます。
FreeCADはLGPLライセンスで公開されており、業務利用や法人利用に制限はありません。FreeCADを使って設計した成果物を販売・納品することも可能です。
Q2. 作成した3Dデータを販売しても問題ありませんか?
問題ありません。
FreeCADで作成したモデルや図面は、利用者の成果物です。ソフトのライセンスが成果物の販売を制限することはありません。
Q3. 会社で導入しても大丈夫ですか?
可能です。
ただし、オープンソースソフトであるため、社内の情報セキュリティポリシーやソフト利用規定に適合しているかの確認は必要です。公式サポートがない点も理解しておくべきです。
Q4. 無料ですがサポートはありますか?
メーカーによる公式サポートはありません。
不具合対応や操作方法は、コミュニティフォーラムやマニュアルを参照する形になります。業務利用する場合は、自己解決できる体制が前提になります。
Q5. 他の無料CADと比べて商用利用の面で安全ですか?
たとえば、Autodesk Fusionは無料利用に条件があります。一方でFreeCADはオープンソースで、利用制限が少ない点が特徴です。商用利用前提で「3d cad 無料ソフト」を探しているなら、FreeCADは選びやすい部類に入ります。
Q6. STEPデータの編集も商用利用に含まれますか?
含まれます。
FreeCADを使ってメーカー提供のSTEPデータを加工すること自体に制限はありません。ただし、元データの利用条件は各メーカーの規約に従う必要があります。
まとめ
FreeCADは商用利用可能な3D CAD無料ソフトです。ライセンス上の制限は少なく、基板設計業務におけるSTEPデータ編集や部品加工といった用途でも実用に耐えます。
無料という理由だけで除外するのは早計です。用途を明確にし、運用を整えれば、コストを抑えながら業務に活用できる選択肢になります。


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