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台風19号 2019年の影響でパナソニックの基板材料が国内市場からなくなった

2019年台風19号の衛星写真 プリント基板
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記録的な大雨を降らせて、広範囲の河川を氾濫させた台風19号、数週間前、ついこの間の事です。
台風19号の大雨で河川が氾濫し郡山市も大きな被害を受けているのはニュースで知っていました。

翌週、仕事をしている時のことです。

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ちょっといいですか?と話しかけられて何ですか?と返しますと、現在設計中の開発担当者がパナソニック基材の入手が困難だと聞いたので試作基板の納期は大丈夫なのかを至急、確認して欲しいといわれました。

確か10月23日の事です。
は?と私は初耳でしたので返しました。

何のことかわからずに、もう一度聞き返すと、台風19号でパナソニックの基材工場が被害を受けて2層基板、4層基板、6層基板、ビルドアップ基板問わず、基板メーカーから基材が無くなりそうとの連絡が入っているというではありませんか。

早速、パナソニック 台風19号でググると見つかりました。
台風19号でパナソニック郡山工場が被害を受けて、操業再開の見通しが立たず。という情報。

事態を初めて知った瞬間です。
状況が分かったので、試作依頼する基板メーカーに問い合わせメールを送りました。

幸いな事に層構成が特殊なため大丈夫というメルが返ってきて一安心したも床の間の事、別件で設計していた基板で基材が無く2カ月くらいかかるとの回答でした。

プリント基板の画像

台風19号の被害が仕事に及ぶという予想もしない状況に驚いています。

郡山市にプリント基板の材料を製造しているパナソニック郡山工場があるのですが、氾濫した河川の水が工場正門前の防水壁を壊して構内に入り深さ1メートル浸水したそうです。

生産設備全体が被害を受けて生産停止状態になってしまいました。

再開に2~3カ月はかかるだろう。とネットで予測情報が飛びかいましたが、2カ月以内に再稼働する事を目標にかかりそうとパナソニックが発表したという事です。

被害を受けた設備を、従業員が数百人規模で復旧作業に当たっているそうで、一日も早く復興してくれる事を願っています。

被害を受けたパナソニック郡山工場ですが郡山中央工業団地に立地していて、製造業の拠点が集積しているとの事なので、他の業種にも、大きな影響が出る可能性があります。

ここ2~3年台風の強風がニュースで取り上げられていて風に対する心配はしていましたが、中部から関東、東北、北陸の河川をわずかの時間で氾濫させた大雨。

まさか、1日の大雨で、こんなにも甚大な被害を受けるなんて予想もしていませんでた。
地球温暖化の影響で海水の温度や気温が高くなり、従来の常識では考えられない様な来年以降の台風はどうなっているのでしょうか?

今から、心配でなりません。

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