インターネットで地元のそば屋の口コミを調べていたとき、突然画面が暗くなり「Windows Defender セキュリティ警告」と表示された警告画面が現れました。
画面には「Trojan_Spyware_Alert」やエラーコード「DW6BD36」といった表示があり、「Windowsサポートに連絡する」として電話番号(050-5479-6320)への連絡を促す内容になっていました。
一見すると本物のWindowsのセキュリティ警告のように見えるため、ウイルスに感染したのではないかと不安になります。しかし、このような警告の多くはブラウザ上で表示される偽の警告画面(サポート詐欺)です。
この画面の指示に従って電話をかけたり、ソフトウェアをインストールしたりすると、個人情報を聞き出されたり、高額なサポート料金を請求されたりする被害につながる可能性があります。
この記事では、実際に表示された警告画面の内容とともに、偽のWindowsセキュリティ警告の特徴や、安全に対処する方法について詳しく解説します。
実際に表示されたWindowsセキュリティ警告の画面

実際に表示された画面には次のような内容が表示されていました。
・Windows Defender セキュリティ警告
・Trojan_Spyware_Alert
・エラーコード:DW6BD36
・Windowsサポートに連絡する
・電話番号:050-5479-6320
・クイックサポートボタン
一見するとWindows Defenderの警告画面のように見えますが、この画面はブラウザ上に表示された偽の警告ページです。
このような手口は「サポート詐欺(Tech Support Scam)」と呼ばれ、ユーザーの不安を煽って電話をかけさせることを目的としています。
Windowsセキュリティ警告は本物?偽物?
Windowsを使用していると、本物のセキュリティ警告が表示されることもあります。しかし、今回のようなケースはWindows自体の警告ではなく、Webサイトが表示している偽の警告です。
偽の警告にはいくつかの特徴があります。
・ブラウザでサイトを見ているときに突然表示される
・電話番号が表示される
・「今すぐ連絡してください」と表示される
・警告音や音声が流れる
・画面を閉じにくくする
Microsoftやセキュリティ会社が、警告画面で電話番号への連絡を求めることは基本的にありません。そのため、電話番号が表示されている場合は詐欺の可能性が高いと考えてよいでしょう。
偽のWindowsセキュリティ警告が表示されたときの対処法
突然このような警告画面が表示されても、慌てる必要はありません。落ち着いて次の手順で対処しましょう。
電話番号には絶対に連絡しない
警告画面に表示されている電話番号は、詐欺グループにつながる可能性が高いものです。電話をかけると、不安を煽られたり、遠隔操作ソフトをインストールさせられたりする危険があります。
どのような内容が表示されていても、電話番号には連絡しないようにしてください。
ブラウザを閉じる
まずはブラウザを閉じます。
通常は画面右上の「×」ボタンで閉じることができます。
もし閉じられない場合は、キーボードの
Ctrl + Alt + Delete
を押して「タスクマネージャー」を開き、ブラウザを選択して「タスクの終了」をクリックすると強制的に終了できます。
ブラウザの履歴やキャッシュを削除する
偽の警告ページが再表示されないように、ブラウザの履歴やキャッシュ、Cookieなどを削除しておくと安心です。
ブラウザの設定画面から「閲覧データの削除」を選び、期間を「全期間」にして削除すると不要なデータをまとめて消すことができます。
セキュリティソフトでスキャンする
不安な場合は、セキュリティソフトでパソコンをスキャンして確認しましょう。
Windowsには標準で「Microsoft Defender」が搭載されており、フルスキャンを行うことでウイルスやマルウェアの有無を確認できます。
スキャン結果に問題がなければ、今回表示された警告は偽のものである可能性が高いと考えられます。
不審なソフトウェアを削除する
もし警告画面の指示に従ってソフトウェアをインストールしてしまった場合は、パソコンの「設定」からアプリ一覧を確認し、見覚えのないソフトをアンインストールしてください。
その後、念のためセキュリティソフトで再度スキャンを行うと安心です。
不安な場合は専門機関に相談する
被害の可能性がある場合や不安が残る場合は、専門機関に相談することも大切です。
相談先の例
・消費生活センター
・警察のサイバー犯罪相談窓口
・パソコンメーカーの公式サポート
専門機関に相談することで、適切な対応方法を教えてもらうことができます。
FAQ(よくある質問)
Windowsセキュリティ警告が突然表示されました。本物ですか?
ブラウザでWebサイトを閲覧中に突然表示された場合、その多くは偽の警告画面である可能性があります。
特に電話番号への連絡を求める表示がある場合は、サポート詐欺の可能性が高いため注意してください。
本物のWindowsセキュリティ警告は、通常はWindowsの通知として表示され、電話番号への連絡を求めることはありません。
Windowsセキュリティ警告の電話番号に連絡しても大丈夫ですか?
警告画面に表示されている電話番号には連絡しないでください。
これらの番号は詐欺グループにつながることが多く、不安を煽って高額なサポート料金を請求されたり、遠隔操作ソフトをインストールさせられたりする可能性があります。
警告画面が閉じられない場合はどうすればいいですか?
ブラウザの「×」ボタンで閉じられない場合は、タスクマネージャーからブラウザを終了してください。
手順
- Ctrl + Alt + Delete を押す
- タスクマネージャーを開く
- 使用中のブラウザ(Chrome、Edgeなど)を選択
- タスクの終了をクリック
これでブラウザを強制的に終了できます。
警告画面が出た場合、ウイルス感染していますか?
警告画面が表示されたからといって、必ずしもウイルスに感染しているわけではありません。
多くの場合はWebページ上のポップアップ表示による偽警告です。
不安な場合は、セキュリティソフトでパソコンをスキャンして確認すると安心です。
偽のセキュリティ警告を防ぐ方法はありますか?
次のような対策を行うことでリスクを減らすことができます。
- 怪しいサイトを開かない
- 不審な広告をクリックしない
- セキュリティソフトを最新の状態に保つ
- ブラウザやOSを定期的にアップデートする
日頃から基本的なセキュリティ対策を行うことが大切です。
まとめ
Windowsセキュリティ警告のような画面が突然表示されると、ウイルスに感染したのではないかと不安になるかもしれません。しかし、多くの場合はWebサイトが表示している**偽の警告画面(サポート詐欺)**です。
このような画面が表示された場合は
・電話番号に連絡しない
・ブラウザを閉じる
・タスクマネージャーで強制終了する
・履歴やキャッシュを削除する
・セキュリティソフトでスキャンする
といった対処を行うことで、被害を防ぐことができます。
突然の警告画面に驚いてしまうこともありますが、慌てず冷静に対応することが大切です。


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