この記事では、「ID Manager」というパスワード管理するアプリをWindows11のPCにのダウンロード・インストールを紹介。あわせて使い方も紹介しています。
ID Managerは、無料のパスワード管理ツールです。Windows11でも問題なく動作しています。
ID Managerを使うと、保存されているアカウント情報の入力を自動化できるほか、パスワードの自動生成や保存データの隠蔽(マスク)機能も利用可能です。
Windows11およびUSBデバイスでの使用も可能です。
「ID Manager」はこんなソフトです。
洗練されたIDとパスワードの統合管理環境です。
さまざまな便利な機能を搭載しています。
・見やすく、シンプルな構成で軽快な動作
・ツリービューによる階層化グループ分けでのID管理が可能
以下、省略引用元:ID Manager
私はパスワードの管理に「ID Manager」をWindows XPの頃から長年使い続けています。
IDとパスワードだけでなくサイトURLも一元管理出来るソフト。他に競合するライバル的なソフトを探したこともなく、ソフトが変わったらデータの移行も面倒だし「ID Manager」を使っている現状の状態で充分に満足しています。
条件を与えてのパスワード生成も出来るので新しいパスワードの生成も任せられるし、これからも使い続けていきたいソフトです。
データのエクスポートとインポートを使えば、パソコンが変わってもデータの移行ができます。パスワード管理用データは暗号化されて保存されるのでセキュリティ面でも安心です。
いろいろな機能を備えているのですが、実際に使っている機能だけで充分で、私は「ID Manager」の持っているポテンシャルを使い切れていないんじゃないかなと思う。
記事を書くにあたり使っていない機能にも踏み込んでいけたらいいなと思います。
もっといろいろ便利な機能を備えているのだろうけれど、ある一面しか使っていない。という気がする「ID Manager」。
この記事とともに自分も「ID Manager」を今まで以上に使いこなしていかなければと思います。
ID ManagerをWindows11のPCにダウウンロード
私は、Vectorさんからダウンロードして入手しました。
VectorさんのID Managerのページはこちらからどうぞ。
ベクターのID Managerダウウンロードページ

ダウンロードを実行すると「idm810.exe」という実行ファイルがお使いのPCにダウンロードされます。
「idm810.exe」がPCにダウンロード出来た事を確認したらダウンロードは完了です。
2025年2月22日時点でのID Managerの最新バージョンは「idm810」です。
ID ManagerをWindows11のPCにインストール
ダウンロードした「idm810.exe」をダブルクリックするとインストールが開始します。

「次へ」をクリックします。

「License Agreement」使用するにあたっての規約の画面。「同意する」をクリックします。

ファイルのコピー先フォルダを指定して下さいの画面。どこのフォルダにインストールするかを指定できます。デフォルトのままで問題が無ければ「次へ」をクリックします。

C:\Program Files(x86)\idm\フォルダをインストール時に作成します。のポップアップウィンドウが開いてきたら「はい」をクリックします。

以下の条件でインストールを実行しますの画面。「次へ」クリック。

ファイルが展開されます。

インストール完了の画面。「完了」をクリックします。以上でID Managerがインストールが完了です。
ID Managerの使い方

インストール時にデスクトップ上にショートカットを作成するにチェックを入れたので、ID Managerのアイコンが増えています。
デスクストップ上のショートカットアイコンをクリックするか、プログラムから「ID Manager」を選ぶことで起動します。
新規ユーザー登録

ユーザー名とパスワードを入力してユーザーを登録します。
ログイン時のパスワードを忘れてしまうと、再びログインすることが出来なくなりますので、パスワードを忘れないように管理する必要があります。
IDとパスワードの管理方法

登録が済むとID Managerのメイン画面が開いてきます。この画面で様々なIDとパスワードを管理していきます。
ID Managerはツリー形式でIDとパスワード管理できるのでカテゴリー分けしてわかりやすい管理が出来ます。
新規フォルダの作成
パスワードの管理をするにあたり新規フォルダを作成します。私の場合メールとかブログとかSNS等のジャンル名をフォルダ名にしています。
必要があれば、新規作成したフォルダの下にサブフォルダも作成できます。


ID Managerのデータ移行
ID Managerのデータを移行する方法を解説します。私の場合ですが新しいPCに変えた時にID Managerのデータ移行が必要になりました。
データを移行するには新しいPCのID Managerを起動してインポートする必要がありますので、新しいPCで新しいユーザー名とパスワードでID Managerを起動します。
データのインポート

データインポートの際に、既にID Managerにログイン情報が登録されている場合は、データが消去されますので、バックアップを取っておきましょう。
IDM形式のデータのインポート
「現在のデータはすべて消去して、新たなデータとパスワードを読み込みます。よろしいですか?」と聞いてきます。又、
インポートする時にーどのパスワードの入力を求められます。パスワードはインポートするID Managerで使っていたログイン時のパスワードです。
CSVファイルからの読み込み
「現在のデータはすべて消去して、新たなデータとパスワードを読み込みます。よろしいですか?」と聞いてきます。
XMLファイルからの読み込み
「現在のデータはすべて消去して、新たなデータとパスワードを読み込みます。よろしいですか?」と聞いてきます。
XMLファイルからの追加読み込み
現在登録されている登録データは消さないで追加でインポートします。
データのエクスポート

古いPCからの場合を例に
IDM形式のデータのエクスポート
CSVファイルへの書き込み
XMLファイルへの書き込み
ID Managerのログインパスワードの変更
パスワード管理ソフトID Managerでログインパスワードを変更する方法について説明します。手順としては、現在のパスワードを入力後、新しいパスワードを設定することで完了します。

ID Managerにログインして「設定」⇒「設定」を開きます。

メニューから「設定」オプションを選択します。「パスワードの変更」をクリックします。

現在のパスワードを入力します。新しいパスワードを入力し、確認のため新しいパスワードをもう一度入力します。「OK」ボタンをクリックしてパスワードの変更を適用します。
パスワードの定期的な更新はセキュリティを保つ上で重要ですが、新しいパスワードを忘れないように注意が必要です。万が一パスワードを忘れてしまうと、ID Managerに保存された情報にアクセスできなくなります。また、セキュリティを緩和する設定として、ログインプロセスをスキップする設定も可能ですが、この設定は推奨されません。
ID Managerのパスワードを忘れた場合
ログインのパスワードを忘れた場合、残念ながらログインはできません。これはセキュリティを確保するためで、パスワードなしではID Managerの作者自身であっても内部の情報へアクセスすることは不可能です。パスワードを忘れないように注意しましょう。
まとめ
「ID Manager」をWindows11のPCにダウンロード・インストール、データの移行も含めた使い方を紹介しました。
ログインパスワードを忘れてしまうと、ログインできなくなってしまいますので、くれぐれも忘れないように管理をすることが大切です。
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