この記事では、ガーバーデータを利用して部品座票を出力する方法を紹介しています。
ガーバービューアでガーバーデータを再現できますが、部品情報を持っていないので部品位置情報を出力することはできません。
基板設計CADを使い一手間かけて部品座票を出力します。
ガーバーデータを利用して部品座票を出力する手順
私が知っている方法は、基板設計CADを使います。
①、基板設計CADにガーバーデータを取り込みます。
②、ダミー(置く部品は何でもかまいません)の部品をシルクとパターンのガーバーデータをガイドにして全部品に置きます。
部品番号はシルクから読み取ります。部品位置と向きはシルクやパッドから判断します。ガーバーで取り込んだ部品の向きに合わせて角度を決めておくとよいです。④項の部品ファイル名がわかっているのであればダミーではなくずばりの部品ファイル名の部品を置きます。
③、基板設計CADの部品座標出力機能で部品座標を出力します。
部品番号 部品ファイル名 座標 角度のフォーマットで部品座標テキストファイルが出力されます。
④、各部品の部品ファイル名部分を実装する部品の名前に変更します。
⑤、部品番号と部品ファイル名の関係が合っているかをチェックします。
以上で、ガーバデータを元にマウンタ用の座標データが出力できます。基板設計している部署や会社に相談してみてください。
まとめ
ガーバーデータを利用して部品座票を出力する方法を紹介しました。
お役に立てましたら幸いです。
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