スマホやタブレット、廉価のノートパソコンのメインストレージとして使用されているeMMC。
私は、スマホの購入時にストレージ容量を選んで購入しています。
32GBよりは64GB、128GB、だとスマホ本体の値段も高くなるので64GBを選びました。
この時の容量の違いである32GB・64GB・128GBが使用されているeMMCの容量なのです。
eMMC最大で256GBです。
eMMCとは
(半導体技術協会)で2007年に規格化された「embedded Multi MediaCard」の略です。
日本語に直訳すると、機器に組み込むために作られたマルチメディアカードという意味になります。
eMMCの形状は、カードではなくNANDフラッシュメモリとそれを読み書きするためのコントローラをBGAパッケージと呼ばれるICパッケージに収めて、プリント基板に部品として半田付けされています。
NANDフラッシュメモリはデータを書き込むと数年間は記憶を保持するメモリ。
eMMCのメリットは低消費電力でサイズが小さい事であり、スマホ、デジカメ、音楽プレーヤーなど多くの製品に組み込まれています。
パソコンでは、Windows8からeMMCが起動デバイスとしてサポートされるようになりタブレットや2in1タブレット、廉価のパソコンを中心に主記憶媒体としてeMMCを使う機種が販売されています。
容量は多いとは言えない最大で128GB。一般的に多くみかけるのは32GBか64GBです。
パソコンのストレージ容量として、最低128GBは欲しいと思っているので、windowsのパソコン用のストレージとしてeMMCの容量は多いとは言えないと思います。
SSDよりは遅いeMMCですがHDDよりは高速です。
容量が少ないと思われる32GBのwindowsタブレットでも、windowsの起動が早い事を実感出来ます。
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