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「AUTODESK VIEWER」のアカウントの登録、使い方、計測の仕方、2つの図面を表示する方法のご紹介

CAD 無料サービス
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この記事では、「AUTODESK VIEWER」ののアカウントの登録、使い方、計測の仕方を紹介しています。

Autodesk Viewer は、DWG、DXF などのCADファイルをインターネットブラウザで閲覧するための無料のビューアーサービスです。

私が知っているかぎり、最強のビューアだと思います。

2Dおよび 3Dを含む多数のファイル形式に対応しています。インストール不要で、ネットブラウザで表示できます。スマホやタブレットでも表示できます。

オンラインサービスを利用しますので、3Dデータをネット経由で送信して閲覧します。

大切なデータを社外に送るということがセキュリティ面で会社の方針とぶつかる場合があると思います。

私の場合ですがセキュリティーに気を使い開発している製品や基板に関係する設計データではなく、電子部品の閲覧と計測に限定して使用しています。

ファイル形式を自動認識して開いてくれるので、とても便利です。

Autodesk Viewerを使うにはAutodesk社のアカウント登録が必要になります。アカウントを登録すれば、インターネットブラウザでアクセスしてサインインすれば対応しているファイル形式の2DCAD・3DCADの図面データをドラッグ&ドロップするだけでAutodesk Viewerがフォーマットを識別して表示してくれます。

ネットブラウザを備えていればPC、タブレット、スマホなどのデバイスを選ばずに同一アカウントで図面データを見る事が出来る。

AUTODESK VIEWERを使えばDWG・DXFはもちろんの事、2DCAD、3DCAD問わずに様々なファイル形式に対応し図面データを自動認識して読み込んでくれるのが大きな特徴です。

拡張子が「.stp」、「.step」ファイルのビューアとしても使えますので、私は主に基板設計で使用する部品データのSTEPファイルのビューアとして使わせてもらっています。

AUTODESK VIEWERとは

2D、3D問わずに、こんなにも多彩なファイルフォーマットに対応したオンラインビューアが無償で使えるという事に驚きます。

今までは私のPC環境では開けなかった拡張子「.stp」のSTEPファイルが開けて、見るだけでなく計測もできてしまうのが大きなメリットです。

要素データの計測も出来るし、AUTODESK VIEWERはただ絵柄を見るだけのビューアではありません。

AUTODESK VIEWERはこんなサービスです。

3D 設計をブラウザで表示する
Autodesk Viewer は、DWG、STEP、DWF、RVT、Solidworks など、ほとんどの 2D/3D ファイルをサポートしており、任意のデバイスで 80 種類以上のファイル形式を使用できます。Autodesk Viewer の注釈および描画ツールを使用すると、必要なフィードバックを取得できるため、オンラインでのコラボレーションが簡単になります。

引用元:AUTODESK VIEWER

AUTODESK VIEWERが対応するファイルフォーマット

AUTODESK VIEWERは、80種類以上のファイル形式に対応していて、私も初めて見るフォーマットがほとんどです。

ほとんどの2次元ファイル・3次元のファイルフォーマットがサポートされているんじゃないかなと思うくらいに多くのファイルに形式に対応しています。

聞いた事の無いフォーマットも多々あり、というか初めて見るファイル形式がほとんどです。とにかく凄い数です。

下記に、読み込めるファイル形式を羅列してみました。

3DM,3DS,A,ASM,AXM,BRD,CATPART,CATPRODUCT,CGR,COLLABORATION,DAE,DDX,DDZ,DGK,DGN,DLV3,DMT,DWF,DWFX,DWG,DWT,DXF,EMODEL,EXP,F3D,FBRD,FBX,FSCH,G,GBXML,GLB,GLTF,IAM,IDW,IFC,IGE,IGES,IGS,IPT,IWM,JT,MAX,MODEL,MPF,MSR,NEU,NWC,NWD,OBJ,OSB,PAR,PMLPRJ,PMLPRJZ,PRT,PSM,PSMODEL,RVT,SAB,SAT,SCH,SESSION,SKP,SLDASM,SLDPRT,SMB,STE,STEP,STL,STLA,STLB,STP,STPZ,VPB,VUE,WIRE,X_B,X_T,XAS,XPR

凄い種類のフォーマットですよね。この環境を無料で使えるのは凄いことだと思います。

Autodeskのアカウント登録の仕方

無償で使えるAUTODESK VIEWERですが、使うにはAUTODESKのアカウントでサインインが必要です。

AUTODESKのアカウントが無い場合はアカウントを作成する必要があります。

アカウント作成は無料で登録出来ます。私はアカウントを持ってなっかったので新規作成しました。

公式サイトにアクセスします。
公式サイトはこちらからどうぞ

右上のサインアップ「無料」をクリックします。
AUTODESK VIEWERの画面

アカウント登録ウィンドウが開いてきますので必要事項を入力し「AutoDeskの使用規約およびプライバシーステートメントに同意する」を読んで問題が無ければチェックを入れて「アカウントを作成」ボタンを押します。
AUTODESK VIEWERアカウント登録の画面

まだアカウント登録完了ではありません。

アカウント登録時に入力したメールアドレスに「Autodesk アカウントを確認」のメールが届くのでメール内の「電子メールを確認」をクリックします。
AUTODESK VIEWERのアカウント画面

「アカウントは確認されました。この 1 つのアカウントで、ご使用のすべてのオートデスク製品にアクセスできます」と表示されるので「完了」をクリックして完了しましょう。
AUTODESK VIEWERのアカウント登録完了の画面

以上でアカウントの登録が完了しました。

AUTODESK VIEWERの使い方

私の場合、STEPファイルを閲覧する環境が無いのでSTEPファイルのビューアとしてAUTODESK VIEWERを使わせてもらっています。

以前は3DのPDFをダウンロードする事が多かったのですが、AUTODESK VIEWERでSTEPファイルを見る事が出来るとわかってからは3DのPDFを入手することはほとんど無くなりました。

AUTODESK VIEWERでのファイルの開き方

①AUTODESK VIEWERのサイトにアクセスしIDとパスワードを入力しログインします。
autodesk viewer 使い方

②見たいファイルをドラッグ&ドロップする。

③AUTODESK VIEWEが自動でファイルフォーマットを認識して図形を表示してくれます。
autodesk viewer 使い方

AUTODESK VIEWERの計測の仕方

下の段にある「計測」を選びます。次に「設定」を選びます。
autodesk viewer 使い方

デフォルトの設定が少数点以下の単位が第一位になっていますので第三位や第四位に変更します。
autodesk viewer 使い方

計測したい2点をクリック選択して計測します。
カーソルが3Dデータの要素に近づくと四角と三角に変わります。四角は要素の端点、三角は要素の中点のようです。
autodesk viewer 使い方

3Dデータの計測って意外に難しく、すんなり測れる時と測りたい図形を選んだつもりでも計測できない時もあります。

Autodesk Viewerで異なる2つの図面を同時に表示する方法

Autodesk Viewerはウェブブラウザーの一つのウィンドウで同時に2つの図面をアップロードして表示することができません。

2つ以上の図面データを表示する場合は、ウェブブラウザの新しいウィンドウを開いて、2つ目以降の異なる図面データをアップロ―ドすことで2つの図面を別ウィンドウで表示することが出来ます。

無料で使えて多様なファイル形式に対応しているAUTODESK VIEWERは万能なビューアと言えます。

まとめ

「AUTODESK VIEWER」のアカウントの登録、使い方、計測の仕方、2つの図面を表示する方法を紹介しました。

「AUTODESK VIEWER」はAUTODESK社が提供するウェブブラウザーで2次元ファイル・3次元ファイルを見ることができる無料のサービスです。

使うには「AUTODESK」のアカウントとパスワードを登録する必要があります。

閲覧したいファイルをドラッグ&ドロップするだけで自動でファイルフォーマットを認識して表示してくれます。
ただ見るだけでなく距離などを計測することも出来るので使い慣れると重宝します。

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