当記事では、Cliborのダウンロード方法・インストール不要・アンインストール・使い方を紹介しています。
Cliborは、WindowsおよびmacOS向けに無料で提供されている、多機能なクリップボード管理ツールです。
このソフトウェアを使用することで、コピーしたテキストを効率的に管理し、膨大な履歴から必要な情報を素早く再利用することができます。
また、よく使用するフレーズや文章をあらかじめ登録しておけば、簡単にアクセスできるため、業務効率や作業スピードが向上します。
さらに、ユーザーの作業スタイルに応じて、インターフェースの表示形式や機能設定を自由にカスタマイズすることも可能です。
本記事では、この便利なツールCliborの主な特徴をはじめ、その活用をサポートする便利な機能について詳しく解説します。
Cliborはこんなソフト
定型文の挿入も可能なクリップボード履歴管理ソフト。あらかじめ設定しておいたホットキーを押すことで、クリップボードにコピーされたテキストの履歴一覧が表示され、履歴の内容をほかのソフトへ貼り付けることが可能。履歴一覧のなかでよく使うものを定型文として登録しておき、いつでも貼り付けられるようにする機能も備える。クリップボードの履歴は最大10,000件まで保存可能。
以下、省略引用元:Clibor
Cliborのダウンロード方法
窓の杜さんからダウンロードすることが出来ます。
窓の杜さんのCliborのページはhref="https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/clibor/" target="_blank" rel="noopener">こちらからどうぞ。こちら
お使いのWindows PCに「clibor.zip」というファイルが格納されたらダウンロードは完了です。
Cliborはインストール不要
Cliborはインストール不要で使うことが出来ます。
ダウンロードした「clibor.zip」をエクスプローラーや解凍ソフトを使い解凍するとフォルダができます。
フォルダ内の「Clibor.exe」がプログラム実行ファイルです。
「ReadMe.txt」に概要や使い方が書いてありますので読んでおきます。
Cliborは、手軽に使えるクリップボード管理ツールで、インストールを必要とせず、ダウンロード後すぐに利用可能です。以下では、その主な特徴と操作方法をわかりやすく解説します。
Cliborのアンインストール
Cliborはレジストリを利用しない設計となっているため、アンインストールの際は、Cliborの保存先フォルダをそのまま削除するだけで構いません。
なお、自動起動の設定をしている場合は、Cliborのオプション画面から「自動起動の解除」を実行してください。
加えて、スタートアップフォルダにCliborのショートカットが残っていないか念のため確認し、不要であれば削除してください。
Cliborの使い方
- Cliborの起動
解凍後、フォルダ内にあるClibor.exe
をダブルクリックすれば、すぐにアプリケーションを起動できます。 - クリップボード履歴の確認:
- Cliborを起動している状態で、キーボードの「Ctrl」キーを素早く2回押すと、履歴一覧のウィンドウが画面に表示されます。
この履歴ウィンドウには、これまでコピーされたテキストが時系列に並んでおり、任意の履歴をクリックすることで簡単に再利用することができます。
また、マウスや矢印キーで選択してEnterキーを押せば貼り付けが行われるため、キーボード操作だけでも素早く対応できます。
さらに、履歴表示のスタイルやウィンドウの表示位置、透明度なども設定画面から変更可能で、自分の作業環境に合わせた使いやすいスタイルに調整することができます。
- Cliborを起動している状態で、キーボードの「Ctrl」キーを素早く2回押すと、履歴一覧のウィンドウが画面に表示されます。
- 定型文の設定:
- メニューから「定型文」機能を開くことで、よく使うフレーズや文章を事前に登録できます。
登録した定型文は一覧から簡単に選択でき、必要な場面で即座に貼り付けることが可能です。
また、定型文にはカテゴリを付けることもできるため、業務別・用途別に整理しておくと、さらに便利です。
例えば、ビジネスメール用のテンプレートや、定型の返答文、住所・署名などもまとめておくことで、繰り返しの作業が圧倒的に効率化されます。
さらに、登録された定型文は、ホットキーを設定することでキーボード操作だけで呼び出すこともできるため、マウス操作を最小限にして作業スピードを向上させることもできます。
- メニューから「定型文」機能を開くことで、よく使うフレーズや文章を事前に登録できます。
- 自動起動の設定:
- Cliborは、スタートアップフォルダにショートカットを追加することで、Windows起動時に自動で立ち上げるよう設定できます。
この設定を行っておけば、PCを起動するたびに手動でアプリを起動する手間が省け、常にCliborの機能をすぐに利用できる状態が整います。
具体的には、Clibor.exe
のショートカットを作成し、Windowsの「スタートアップ」フォルダにコピーするだけでOKです。
また、Cliborの設定画面から「起動時に自動的に開始する」オプションをオンにすることでも同様の動作が可能です。
この自動起動設定は、毎日パソコンを利用するユーザーにとって非常に便利で、Cliborの利便性をさらに高めてくれます。
- Cliborは、スタートアップフォルダにショートカットを追加することで、Windows起動時に自動で立ち上げるよう設定できます。
Cliborとは
Cliborは、過去にコピーしたものを保存できるクリップボード履歴ソフトです。
対応するOSはWindowsのみです、Macには対応していません。
通常ですと1データしかクリップボードに保持しませんが、Cliborを使えばクリップボード履歴を最大で1万件保持できます。
何度もコピーしなおす手間が省けるので作業効率が向上します。
Cliborの主な機能
- インストール不要のポータブル仕様
CliborはZIP形式で提供されており、インストール作業は一切不要です。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、その中に含まれるClibor.exe
をダブルクリックするだけで、すぐに使用を開始できます。
この手軽さにより、USBメモリやSDカードなどの外部ストレージに保存して、他のPCでも簡単に持ち運んで使うことが可能です。
また、レジストリへの書き込みが行われないため、作業環境に余計な影響を与えることなく安全に利用できるのも大きなメリットです。 - 豊富なクリップボード履歴機能
Cliborは、最大10,000件ものクリップボード履歴を自動的に記録する機能を備えています。
コピーしたテキストは時系列で保存され、履歴ウィンドウから簡単にアクセスして選択・貼り付けが可能です。
これにより、同じ情報を何度もコピーし直す必要がなくなり、日常の業務効率が大幅に向上します。
また、履歴を分類するためのラベル機能や検索機能も備わっており、膨大な履歴の中から目的の情報を素早く見つけることができます。
さらに、表示件数の上限や保存期間なども自由に設定でき、ユーザーの使用スタイルに合わせた柔軟な運用が可能です。 - 定型文の登録と管理: よく使う文章やフレーズをあらかじめ保存しておくことができ、作業中に何度も同じ文言を入力する手間を省くことができます。
Cliborでは、これらの定型文をカテゴリーごとに整理することも可能で、仕事やプライベートなどの用途別に管理できる点が便利です。
また、登録した定型文はホットキーやメニューからすぐに呼び出せるため、時間をかけずに必要なフレーズを入力できます。
さらに、定型文には改行や特殊文字も含めることができ、複雑な文章やメールテンプレートなども柔軟に対応可能です。 - 柔軟なカスタマイズ性
Cliborは、ユーザーインターフェースの外観や動作を細かく設定できる高い柔軟性を持っています。
背景色や文字のフォントサイズ、表示される履歴数の上限なども変更可能で、ユーザーごとに最適な表示スタイルに調整することができます。
また、ショートカットキーのカスタマイズにも対応しており、操作性を自分の習慣に合わせて向上させることができます。
さらに、履歴ウィンドウの表示位置や透明度の調整、定型文リストの並び順変更など、細かい調整項目も多数用意されているため、作業スタイルにピッタリ合った設定で快適に使用できます。
まとめ
Cliborのダウンロード方法・インストール不要・アンインストール・使い方を紹介しました。
Cliborは、クリップボードの履歴管理を効率化し、作業の生産性を向上させるための強力なツールです。
特に、頻繁に使用するフレーズの管理や、クリップボードの履歴を簡単にアクセスできる点が魅力です。
多機能でありながら、ユーザーインターフェースは直感的で使いやすく、幅広いカスタマイズが可能です。
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