ネットリスト比較フリーソフト「Diffrencer」は現在入手できるのか
ネットリストの差分確認用途で使われていたフリーソフト「Diffrencer」。
同一フォーマットのネットリスト同士を比較するツールとして、一部の設計現場で使われていました。
しかし現在、
- 作者ホームページは削除済み
- Vectorのダウンロードページも確認できない
実質的に入手困難な状態です。
Diffrencerの特徴
Diffrencerは、ネットリスト比較に特化したシンプルなツールでした。
- 2ファイルをドラッグ&ドロップで比較
- 行単位で差分を色表示
- 左端に差分位置を示すカラーバー表示
- インストール不要
機能は最小限ですが、用途は明確でした。
差分表示の実務的な評価
ネットリストは通常、ソートせずそのまま差分確認します。
不要な空行が混在することも基本的にありません。
そのため、行の並びが一部変わった場合でも、本当に確認したいのは接続変更やネット名変更などの実質的な差分です。
Diffrencerは行単位で差分を表示し、
左端のカラーバーで差分位置を俯瞰できる構造でした。
大規模なネットリストでも、どのあたりに差分が集中しているかを視覚的に把握できる点は実務向きでした。
現在の代替
入手できない以上、現実的な代替は汎用テキスト比較ツールになります。
代表的なのが WinMerge です。
WinMergeは汎用比較ツールのため、ネットリスト特化ではありません。
行のズレが発生した場合、大量差分として表示されることがあります。
Diffrencerはネットリスト用途に寄せた表示だった点が違いでした。
👉 WinMergeについて詳しく紹介しています。
WinMergeの記事へ
まとめ
Diffrencerはネットリスト比較用途に特化したフリーソフトでしたが、現在は入手困難です。
代替としてはWinMergeなどの汎用比較ツールを使うことになります。
ネットリスト比較で重要なのは、
加工せずそのまま差分を確認できることです。
ツールは変わっても、確認すべき本質は変わりません。


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