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ConcatPDFを使った基板設計図面PDFの結合方法【Windows11対応】

ConcatPDF 無料ソフト
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この記事では、基板設計業務で実際に役立つPDF結合ツールとして、ConcatPDFのダウンロード方法・インストール手順・具体的な使い方を紹介します。

一般的なPDF結合ソフトの紹介ではなく、基板設計や回路設計の現場で発生する「図面管理の課題」を解決する視点で解説しています。

ConcatPDFは、複数のPDFを1つにまとめられる無料ソフトですが、特にPDF結合時に自動でしおり(アウトライン)を作成できる点が、設計業務との相性が非常に良いのが特長です。

「ConcatPDF」は、こんなソフト。

PDF ファイルの結合、抽出を行います。コマンドラインバージョンとGUIバージョンがあります。

引用元:ConcatPDF

基板設計業務でPDF結合が必要になる理由

基板設計では、

  • トップ層
  • ボトム層
  • 内層
  • レジスト
  • シルク
  • ドリル図

など、各層ごとに個別のPDF図面が出力されることが一般的です。

そのままでは閲覧やレビューがしづらく、設計確認や外部共有の際には、1つのPDFにまとめる作業が欠かせません。

このとき重要になるのが、

  • 図面の並び順を自由に変更できること
  • 各層がすぐ分かる「しおり」が自動で付くこと

この2点を同時に満たせるのが、ConcatPDFです。

基板設計でConcatPDFを使うメリット

ConcatPDFは、設計用途において次の点が特に優れています。

  • PDFをドラッグ&ドロップで追加できる
  • 各層のPDFを直感的に並び替え可能
  • 保存時にファイル名を元に自動でしおりを生成
  • 作業途中でウィンドウを閉じなければ、状態を保持

そのため、
基板の各層図面を順番通りに並べ、しおり付きPDFとして保存する作業が非常にスムーズです。

設計レビュー用の資料作成や、製造委託先への提出データ作成にも向いています。

PDF分割・抽出との使い分けについて

ConcatPDFはPDF結合に特化したソフトです。
一方で、

  • 特定ページだけを抜き出したい
  • 不要なページを削除したい

といった作業には、CubePDF Utilityの方が適しています。

設計業務では、

  • 結合・しおり作成 → ConcatPDF
  • 分割・抽出 → CubePDF Utility

という使い分けをすることで、作業効率

当ブログのCubePDF Utilityのページはこちら

ConcatPDFのダウンロード方法(Windows11)

ConcatPDFは、Vector(ベクター)の配布ページから無料でダウンロードできます。

ConcatPDF ページ : Vector

配布ページから「ConcatPDF-1.3.2.zip」をダウンロードし、PCに保存します。

これでダウンロードは完了です。

「ConcatPDF」をWindows11のPCにインストール

ファイルの解凍とセットアップ

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、
フォルダ内の「setup.exe」をダブルクリックするとセットアップが開始します。

.NET Framework 3.5のインストールについて

ConcatPDFの動作には、.NET Framework 3.5が必要です。
PCにインストールされていない場合は、
画面の案内に従ってMicrosoft公式サイトからダウンロード・インストールします。

ウィザードに従って進めれば、特別な設定は不要です。

MIcrosoftのページになるので「ダウンロード」をクリック。

その他のダウンロード .NET Fameworkのダウンロードをクリック。

「.NET Framework 3.5 SP1」をクリック。

.NET Framework 3.5 SP1 ランタイムのダウンロードをクリック。「dotnetfx35.exe」というファイルがダウンロードされます。

.NET Framework 3.5のインストール

ダウンロードした「dotnetfx35.exe」をダブルクリックするとインストールが開始します。

「この機能をダウンロードしインストールする」をクリック。


ConcatPDFのインストール

セットアップウィザードの開始。「Next」をクリック。

ConcatPDFのインストール

インストールフォルダの指定。そのままで「Next」をクリック。

ConcatPDFのインストール

インストール準備完了の画面。「Next」をクリックするとインストール開始です。

ConcatPDFのインストール

インストール完了の画面。「Close」をクリックしてセットアップウィザードを終了。

以上で、「ConcatPDF」のインストールが完了しました。

基板設計図面をPDF結合する具体的な手順

「ConcatPDF」の使用方法については以下の通りです。

PDF結合の方法:
1. 「concatpdf」を起動します。
2. 結合したいPDFファイルをドラッグ&ドロップします。複数のファイルでも1つのファイルでも構いません。
3. ファイルの並び順を整えます。
4. ファイルを選択し、矢印の上下ボタンで並び順を変更します。
5. ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択します。

PDFしおり作成の方法:
1. 「concatpdf」を起動します。
2. 結合したいPDFファイルを追加します。
3. アウトラインの追加にチェックを入れます。
4. ファイルメニューから「名前を付けて保存」を選択します。

これだけで、
各層がしおりで整理された1つのPDFファイルが完成します。

他のPDF結合ソフトとの比較

一般的なPDF結合ソフトでは、

  • ページ単位での並び替えが煩雑
  • しおりが自動で作成されない

といった点が、設計用途では不便に感じることがあります。

特に、ページ名や層構成が明確なPDFを結合する場合は、
ConcatPDFの操作性を超える無料ソフトは現時点では見当たりません。

まとめ

この記事では、基板設計業務で実際に使えるPDF結合ソフトとしてConcatPDFを紹介しました。

ConcatPDFは、

  • 基板各層のPDF図面を1ファイルにまとめたい
  • 並び順を自由に調整したい
  • しおり付きPDFで管理・共有したい

といった設計現場のニーズに非常に適しています。

Windows11で基板設計図面をPDF管理したい方にとって、実用性の高い無料ツールです。

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