以前からパソコンに「かんたんPDF EDIT」が入っていたのですが、操作性や機能面であまり使う機会はありませんでした。
ある時、PDFを編集できるソフトを探していたときに、そういえばインストールしたままだったことを思い出したんです。
試しに使ってみたところ、セキュリティがかかったPDFでも、朱枠や矢印、テキストボックスを使って文字入力ができるとわかりました。これが意外と便利だったので、今回はその特徴をご紹介します。
注意点として、編集後にPDFとして保存することはできません。ただし、JPEG形式で画像として保存することは可能です。
つまり、編集したPDFデータそのものは残らないので、あくまで画像としての保存になります。
さらに、JPEGで保存する場合はページを指定できないため、全ページ分のJPEGファイルが作成されます。ページ数が多いPDFを扱うときは、あらかじめ必要なページを確認しておかないと、後で探すのが大変になるかもしれません。
かんたんPDF EDITのダウンロード

ベクターさんのかんたんPDF EDITのダウンロードページの下の方にあるダウンロードボタンをクリックすることで何回かページが変わりますがダウンロードする事が出来ます。
自分のパソコンに「KantanPDFSetup.zip」が保存されたらダウンロードは完了です。
かんたんPDF EDITのインストール

ダウンロードされた「KantanPDFSetup.zip」を解凍します。
windows10であれば、あらかじめ任意の場所にフォルダ名は任意ですが例としてKantanPDFSetupという空のフォルダを作成します。
次にダウンロードした「KantanPDFSetup.zip」ファイルの上にマウスのカーソルを持ていき、右ドラッグで開いたメニューの「プログラムから開く」のサブメニューで「エクスプローラー」を選ぶとzipファイルの中にアクセスします。
ファイルが2つあります。
①KantanPDFSetup.exe
かんたんPDF EDITのプログラムファイルです。
②ReadMe.txt
かんたんPDF EDITの簡単な説明と動作環境などが書かれているテキストファイルです。
どちらも選んで先ほど準備しておいた空のフォルダにコピー。
プログラム実行ファイルの「KantanPDFSetup.exe」をダブルクリック又は、マウスを右ドラッグして開いたメニューから「開く」を選ぶとインストールが開始します。

かんたんPDF EDIT セットアップへようこそ画面。「次へ」をクリックします。

使用許諾確認の画面。使用許諾に同意しますを選ぶと「次へ」のボタンがアクティブに変わりますのでクリックします。

インストールするフォルダの選択画面。特に指定がなければそのまま「次へ」をクリックします。

任意でかんたんPDF EDITと同時にインストールされる「JWordプラグイン(無料)」と「Yahooツールバープグイン(無料)」の選択画面。不要であればチェックを外します。私の場合、どちらも不要なので2つともチェックを外しています。「次へ」をクリックします。

インストール準備完了の画面になります。問題がなければ「インストール」をクリックします。

インストール完了の画面になります。「完了」をクリックします。
以上でパソコンにかんたんPDF EDITがインストールされました。
まとめ
「かんたんPDF EDIT」は、セキュリティがかかったPDFにも朱枠や矢印、テキストボックスなどで書き込みができる便利なソフトです。
ただし、編集内容はPDFとして保存できず、JPEG画像としての保存のみ可能です。また、ページ指定ができないため、保存すると全ページ分のJPEGファイルが作成されます。ページ数が多いPDFを扱う場合は、事前に必要なページを把握しておくとスムーズです。
インストールは「ベクター」のサイトからダウンロードし、zipファイルを解凍後、セットアップファイルを実行するだけで完了します。
シンプルな操作でPDFに書き込みたいときに活躍するソフトなので、用途が合う方にはおすすめです。
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