プリント基板の設計をするにあたり資格や免許は要りません。
要るのは、第一に向き、不向き。
プリント基板の設計をする上での適正です。
向いていれば会得するのも早いと思うし納期に追われて大変な時でも乗り越えられるでしょう。
辛い仕事でも楽しく感じる事が出来るでしょう。
逆に、向いていないと納期に追われなくても辛い毎日になるでしょう。向いていない場合は長続きしない傾向があります。
2番目はセンスです。言葉で表すのは難しいのですが神から与えられた才能という領域になります。
センスがあれば周りから天才といわれるでしょうし一目置かれます。
そこに回路の知識が加わると無敵状態になります。
残念ながら私には無理です。
3番目は、物を生み出す事に耐えるメンタル。
物を作るという作業にはエネルギーを必要とします。
プリント基板の設計も0から完成させるという手順をふみます。
その過程で、時にはプレッシャーを受ける事もあります。
どんな仕事に就いても同じですが、慣れないうちは作業すべてがプレッシャーだらけです。
慣れても、部品密度の濃かったり、納期が短かったりするとプレッシャーを感じます。
密度の濃い基板や、納期の短い基板など受けるプレッシャーが顕著になります。
あらゆるプレッシャーに負けないメンタルを持ち合わせないと耐える事ができないと思います。
4つ目は、大切な約束があっても仕事優先を実行しなければいけない時に実行できるか?です。
大切な人との約束がある日でも、夕方に突然電話が鳴り、明日までに・・・・と言われる事も珍しくありません。
金曜日に設計開始をして月曜日にちぇっくしたいとかある程度の形をみたいとか・・・・。
そんな要求に応える為には、約束をキャンセルし仕事を優先する事になります。時には休み返上で応える事もあります。
断れば、次のオーダーは無いかもしれないという状況と背中合わせ。
納期が絡むプリント基板ね設計という仕事は、プライベートを削らないと納期に応えられない場面がよくあるのです。
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