基板設計では、図番(図面番号)を基板名として管理しているケースが多くあります。
設計変更により図番が途中で変更になると、ガーバーファイル、ドリルデータ、部品表(BOM)、図面PDFなど、関連ファイルすべての図番部分を修正する必要があります。
対象ファイルが数十個に及ぶ場合、この作業は手間がかかるだけでなく、修正漏れによる旧データ混入のリスクもあります。
本記事では、Flexible Renamerを使って図番部分を一括変更する方法を解説します。
Flexible Renamerとは
Flexible Renamerは、インストール不要で使用できるファイル名一括変更ツールです。
文字列の置換・追加・削除・連番付与などが可能で、設計データ管理の効率化に役立ちます。
Flexible Renamerのダウンロード方法
Vectorからダウンロード可能。

ベクターさんのダウンロードページはこちらからどうぞ
ベクターさんの「Flexible Renamer」のダウンロードページ
ベクターさんでダウンロード出来るまでには最初のページ含めて3ページかかります。
ダウンロードに成功すると「FlexRena84.zip」が自分のPCに格納されます。
格納されたのを確認できればダウンロードは完了です。
「Flexible Renamer」の起動方法
「Flexible Renamer」はインストール不要で使うことが出来るのインストールはありません。
ダウンロードしたFlexRena84.zipを解凍します。
→ Flexible Renamer.exe をダブルクリック
ポータブルで使える点は社内PCでも扱いやすい。
図番を一括変更する手順
例:
変更前:
A123-01_Top.gbr
A123-01_Bottom.gbr
変更後:
A123-02_Top.gbr
A123-02_Bottom.gbr
手順:
- 対象フォルダを指定
- 置換を選択
- 「A123-01」を「A123-02」に設定
- プレビューで確認
- 実行
必ずプレビューで変更内容を確認すること。
_old を一括付加する方法
例:
Gerber_Top.gbr → Gerber_Top_old.gbr
追加機能を使用
→ 末尾に「_old」を追加
⚠ 実務上の注意点(差別化)
・必ずバックアップを取る
・ネットワークドライブ上での一括変更は慎重に
・製造データは変更履歴を残す
・図番変更はBOM・図面との整合を確認
✅ まとめ
Flexible Renamerは、基板設計における図番変更やガーバーファイル名修正を効率化できる便利なツールです。


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