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HPGLビューアにもなるplocomp

パソコンの画像 有料ソフト
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当記事では、多種フォーマットに対応していてHPGLビューアにもなるplocompという有料ソフトを紹介しています。

HPGLを取り込んでPDFにしたり、DXにしたりと色々なフォーマットに変換できます。

私は実際に業務で使用していてかなり使えると思ったので「PloComp」を紹介をします。

わつぃの場合、主に図面作成用として使っていますが、時にはビューワとしても使用しています。

仕事で使用している図面のフォーマットはhpgl、dxf、PDFの3種類のフォーマットが圧倒的に多い。

順番で言うと一位がPDF,二位がDXF、三位がhpglになります。

今ではあまり聞かないhpglですが、プリンターが普及する前はX-Yペンプロッターという大きな機会を使ってレイアウト設計が出来上がったパターンの図面を書いていたんですね。

その標準フォーマットがhpglでした。

X-Yペンプロッターがカタカタと言いながらA0サイズの用紙に線を描いていきます。

リアルにインクの詰まった専用のペンカートリッジをセットしてペン番号で色を変えてといった設定を行っていたもです。

そんな時代の名残のhpgl、今ではあまり接する事が少なくなってきています。

PloCompを使いhpglを読み込んでdxfやpdfの図面を作成しています。

PloCompの特徴

ファイルの入力、出力ともに非常に多くのフォーマットに対応しています。最大20ファイルを異なるレイヤーに色違いで同時に読み込めるというのも優れている点です。

入力フォーマット:HPGL,HP-GL/2,HP RTL,PDF,DXF,DWG,GERBER,NC-Drill,IGES,SXF,EMF,TIFF,JPEG,Bitmap,PCX,FPX,GIF,PNG。

出力フォーマット:PDF,HPGL,HP-GL/2,HP RTL,EMF,TIFF,DXF,DWG,IGES,SXF,JPEG,Bitmap,PCX,FPX,GIF,PNG,プリンタ,プロッタ,クリップボードへ白黒で,カラーコピー。

最大で20枚までの複数図面を異なるレイヤーに読み込んでの重ね表示、並べ表示が可能。図面毎に表示のON/OFFもでき、任意の図面だけ重ねて表示する事も出来ます。

20枚重ねた事はありませんが、hpglデータ2枚を色違いで重ねて読込み、変更部分の差分がわかりやすいPDF図面を作成した事はあります。

取り込んだ図面原点がずれていても、計測機能が有りますのでずれている値を知ることが出来るので、原点の合わせ込みもplocomp上で完結します。

色違いで新旧データを色違いで取り込めば、差分チェックも楽々こなします。

主に2枚を重ねて使用する事が多く、変更前と変更後のhpglでファイルを色違いで重ね合わせて差分のわかるPDFデータにするというものです。

PDFデータを読み込んで、DXFデータに変換も出来ます。

どんな場面で使うのか?というと、私の場合ですがロゴマークを「プリント基板にシルク表示して欲しい」とう依頼を受ける事が、たまにあるんですね。

ロゴマークを0から作成するのは手間がかかるのですが参考データとしてPDFを支給してもらい、plocompに読み込みdxfデータに変換する。

出来たdxfをレイアウト設計のCADに取り込み、塗りつぶし処理を施してロゴマークのシンボルを作成したことがあり、plocompの優秀さを感じました。

複数フォーマットを読み込めるのでいろいろなフォーマットデータのビューワとしても使用でき、重宝しています。

ダウンロード

公式サイト一番下の方にダウンロードの項目があり、PlocompとPDFマニュアルがダウンロードできます。

plocompの公式サイト

ダウンロードの際、個人情報の登録はありません。

PloCompのプログラムはインストール後にライセンスを設定すると有料版になり、ライセンス入力無しだと30日間限定のお試し版になります。

お試し版で30日間はPlocompの機能を制限なしに使えます。

30日使用してみて費用対効果があると思えば購入し、思わなかったらアンインストールする。

まとめ

Plocompは多彩なフォーマットのデータを入出力出来るビューアです。

私は、主にhpglからPDFに変換するのに使用しています、たまに支給されたロゴマークのPDFをとりこんでDXFで出力するのに使ったりもしています。

公式サイトからダウンロードが出来て、30日間はお試し版として自由に使う事が可能。

機能の制限はなく有料ソフトそのままのお試し版なので、豊富な機能にびっくりするでしょう。

お試し期間を経て買う、買わないは自由です。

余談になりますが、私が使っている新しいレイアウト設計CADシステムはHPGL出力機能を持っていません。
ですので、HPGLをPDFに変換する事もこの先は無くなっていくので「Plocomp」の使用頻度は下がっていくと予想しています。。

HPGLフォーマットは過去の物になりつつあるのかもしれません。

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