ガーバーデータは、出力して終わりではありません。
提出前の確認工程が品質を左右します。
本記事では、実務で使える提出チェック項目を
「出力前 → 出力後 → 提出前」の3段階で整理します。
👉 ガーバーデータについて詳しく紹介しています。
(ガーバーデータの記事へ)
① 出力前チェック
まずはCAD上での確認です。
□ レイヤー構成が正しい
□ 内層を含めた層数確認
□ PTH/NPTH分離設定
□ メタルマスク出力設定
□ 最新Revであることを確認
出力設定ミスは、
後工程での修正が大きくなります。
② 出力後チェック
ガーバーとドリルを取り込み、確認します。
レイヤー確認
□ トップ銅層
□ ボトム銅層
□ 内層(多層時)
□ レジスト
□ シルク
□ メタルマスク
重ね確認
□ 銅層とレジスト開口一致
□ シルク重なりなし
□ メタルマスク開口確認
ドリル確認
□ ドリルリスト(ツールリスト)確認
□ 穴径一致
□ 穴数一致
□ PTH/NPTH区分確認
フォーマット確認
□ 製造先指定のフォーマットで出力されている
👉 ガーバー出力後のチェック手順について詳しく紹介しています。
(ガーバー出力後のチェック手順の記事へ)
③ 提出前チェック
最後は管理確認です。
□ Revフォルダ分離
□ 旧Rev混在なし
□ ZIP名にRev明記
□ ZIP内に必要データ一式含まれる
□ 更新日時確認
コピペ用チェックシート
□ 最新Revで出力
□ 層漏れなし
□ PTH/NPTH分離確認
□ メタルマスク確認
□ 層重ね確認済
□ ドリルリスト照合済
□ フォーマット確認
□ Revフォルダ分離
□ ZIP名Rev明記
□ 旧Rev混在なし
FAQ|ガーバーデータ提出チェックリスト
Q1. このチェックは毎回必要ですか?
A. 必要です。
Rev変更がなくても、
再出力時は必ず確認します。
Q2. 出力後チェックと提出前チェックは何が違いますか?
A. 出力後はデータ整合性、提出前は管理確認です。
- 出力後:層・ドリル・重ね確認
- 提出前:Rev・フォルダ・ZIP確認
Q3. ドリルは見た目確認だけで十分ですか?
A. 不十分です。
必ず、
- ドリルリスト(ツールリスト)
- 穴図
と数値照合します。
Q4. フォーマット確認は毎回必要ですか?
A. 製造先指定が変わらない限り頻繁には変わりません。
ただし、新規案件や製造先変更時は確認します。
Q5. 単位確認はどの段階で行いますか?
A. 取り込み時に確認します。
ガーバーとドリルの単位を
ビューアまたはCAD取り込み時に合わせます。
Q6. チェックは一人で行うべきですか?
A. 可能であればダブルチェックが理想です。
属人化を防ぐため、
チェックリスト運用が有効です。
Q7. 問い合わせを最も減らせる項目は?
- 層漏れ確認
- ドリル数値照合
- Rev管理
この3点です。
👉 ガーバーデータ一式について詳しく紹介しています。
(ガーバーデータ一式の記事へ)
まとめ
提出トラブルの多くは、
- 出力設定ミス
- 数値照合不足
- Rev管理不備
で発生します。
チェック工程を固定化すれば、
問い合わせは大きく減らせます。
ガーバーは「出力」ではなく、
確認してから完成です。

コメント