この記事では、ChatGPTのカスタム指示とは?、設定方法、使い方を紹介しています。
これまでは、ChatGPT のカスタム指示機能は以前は有料版のみで提供されていましたが、現在は無料版でも利用できるので、より多くのユーザーがChatGPTのカスタマイズ機能を活用できるようになりました。
ChatGPTには、繰り返し入力されるプロンプトを事前に設定することができる「カスタム指示」という機能があります。
この機能を活用することで、チャットの全体にわたって一貫した指示を適用することが可能です。
これにより、ユーザーは同じ条件を何度も入力する手間を省くことができますし、応答品質を高める設定も可能です。
ChatGPT のカスタム指示とは
カスタム指示機能は、ChatGPTにユーザーの好みに応じた回答スタイルやトーンを指定できる便利なオプションです。
頻繁に使うChatGPTの応答品質を高める設定も可能ですし、一定のプロンプトを頻繁に使うユーザーであれば、よく使うプロンプトを事前に設定しておくことで、入力の労力を減らすことも出来ます。
カスタム指示に設定しておくことでChatGPTは自動的にすべての回答をその条件に合わせて調整します。
カスタム指示を活用することで、ChatGPTをさらに効果的に使いこなすことができるようになる機能です。
カスタム指示の設定方法
ChatGPTにログインします。
画面右上のユーザーアイコンをクリックし、「ChatGPTをカスタマイズする」を選択します。
初回だけ「カスタム指示を導入する」の確認ウィンドウが開きますので「OK」をクリックします。
表示されるダイアログに必要な情報を入力し、「保存」を押します。
「ChatGPTをカスタマイズする」ダイアログには、二つの主要なテキストボックスが含まれています。
上部のテキストボックス「ChatGPTにあなたのことを知っておいてほしいことは?」では、ChatGPTが予め把握しておくべきユーザーの情報を記入します。
例えば、「プログラミングが初めてです」「Pythonを用いたWebスクレイピングに取り組んでいます」といった自己のスキルや経験に関する情報が入力されることがあります。
下部のテキストボックス「ChatGPTにどのような回答を求めていますか?」では、希望する回答の形式や内容を指定します。
ここでは、回答の長さの制限や専門用語の使用の有無など、具体的な要望を入力することができます。
両方のテキストボックスは、最大1500文字まで入力が可能です。
どちらか一つだけでも、または両方に入力しても構いません。
入力後は「保存」ボタンをクリックして設定を保存します。
この時、「新しいチャットで有効にする」スイッチをオンにすると、設定したカスタム指示が次回のチャットから適用されます。
カスタム指示を無効にしたい場合は、スイッチをオフにしてから保存を行う必要があります。
カスタム指示が適用されるのは新しいチャットを開始した時からなので、設定変更後は新しいチャットセッションを開始することが推奨されます。
現在、複数の「カスタム指示」を予め保存し、会話の内容に応じて切り替える機能は提供されていません。
そのため、話題が大きく変化する場合には、適切に応じて「カスタム指示」を更新する必要があります。
カスタム指示の使い方
使い方は、カスタム指示で設定した内容を省いて、プロンプトを入力します。
カスタム指示の設定で入力したプロンプトを省略できるので、いつもより効率が上がります。
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