当記事では、AutoDESK DWG TrueView 2024 日本語のダウンロード・インストールとPDFに変換、DWGのバージョン変更方法を紹介しています。
DWG TrueViewは、AutoCADファイルを無料で閲覧できる便利なツールで、毎年更新されていて複数のバージョンがあります。
本記事では、DWG TrueViewのダウンロードとインストール方法、PDFなどへの書き出し機能、そしてDWGファイルのバージョン変更方法を詳しく解説します。
「DWG TrueView」はAUTODESK社がフリーで提供する公式のDWG・DXFのビューアソフトなのでDXFファイルとDWGファイルを開くことが出来ます。
毎年バージョンアップされていて最新のバージョンは「DWG TrueView 2025」。今回インストールする「DWG TrueView 2024」と「DWG TrueView 2025」は同じPCで共存できますので、どちらもインストールするは有りです。
DWG・DXFの生みの親であるAUTODESK社製の公式ビューアですので再現度も完璧です。
DWG TrueView 2024 日本語のダウンロード
DWG TrueViewのダウンロードのページです。バージョン「2024」を選択します。
ダウンロードをクリックするとダウンロードが開始されます。
言語の選択。「Japanese」を選択します。
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Installボタンの右にある「▽」ボタンをクリックすると開くサブウィンドウから「Download」を選択。
お使いのPCに「Create_Installer_PLC0000037_2024_Japanese_WIN64.exe」というファイルがダウンロードされます。
以上で、DWG TrueView 2024 日本語のダウンロードが完了しました。
DWG TrueView 2024 日本語のインストール
ダウンロードした「Create_Installer_PLC0000037_2024_Japanese_WIN64.exe」をダブルクリック(カチカチと2回クリック)するとインストールが開始します。
Windows環境によっては「インストールしようとしているアプリは、Microsoft検証済みアプリてはありません」というメッセージウィンドウが開いてきます。私の環境で開いてきましたので「インストールする」をクリックしてインストール作業を進めます。
Autodeskクリエイトインストーラが起動して「インストーラ」の作成が始まります。少し時間がかかりますので待ちます。
インストーラが作成されると「インストーラが正常に作成されました」とメッセージウィンドウが開きますので「インストーラを実行」をクリックします。
インストールが開始します。
ご契約のウィンドウ。内容を読んで「次の項目に同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリック。
インストールする場所を選択のウィンドウ。そのまま「インストール」をクリック。
ファイルのインストールが開始されます。
DWG TrueView 2024 日本語のインストール完了のウィンドウ。「開始」をクリックします。
DWG TrueView 2024 日本語が起動しました。
以上で、DWG TrueView 2024 日本語のインストールが完了しました。
DWG TrueViewの読み込めるファイル
DWG TrueViewが読み込むことが出来るファイルはDWGだけではありません。
DXFファイルも読み込むことが出来ます。
DWG TrueViewでPDFに変換
DWG TrueViewの書き出し機能
プリンターのアイコンをクリックします。
DWG TrueViewでDXFに変換はできませんが、書き出し機能でDWF、DWFx、PDFなどを出力することができます。
DWFで書き出した時の設定の仕方
用紙サイズを
私の場合ですが、ISOブリザードのA4とかA3を選ぶ事がほとんどです。
同じA4でも縦長と横長が別になっているので確認して選びましょう。
印刷領域の指定
・オブジェクト範囲
・図面範囲
・窓
・表示範囲
印刷のオフセット
X・Yのオフセット値は0のままで「印刷の中心」にチェックを入れて用紙内に収まるようにしています。
印刷尺度
「用紙にフィット」にチェックが入っていると用紙サイズに収まるように自動で調節されます。
私の場合ですが、基板設計ではカスタムを選んで等倍である1/1にする事が多いです。
用紙の向き
用紙が縦なのか横なのかを設定します。
プレビューをクリックしてイメージ通りに書き出しが出来るのか?を確認します。
用紙からはみ出していたりする場合は、もう一度設定を見直します。
プレビューがOKであれば「ESC」を押して印刷設定画面に戻り「OK」をクリック。
任意のフォルダとファイル名を指定して「保存」をクリックするとファイルが書き出されます。
DWG TrueViewの使い方
DWG TrueViewは毎年バージョンアップされているので当記事で書いている操作方法が古い情報になり間違っている事になるかもしれない事をご承知おきください。
DWG TrueViewを起動します。
基板設計CADで作成したサンプルDXFを開いた初期状態です。
毎年、更新版がリリースされていて記事執筆時の最新版は「DwgTrueView 2022」です。
最新版はメニューバーが「リボン」と呼ばれるメニューバーに変わりました。
DWG、DXFファイルを開いてただ眺めるだけではなく図面から距離・質量・体積などの情報を取得する事が出来ます。又、オブジェクトスナップを有効にする事ができるので正確な情報が得られます。
AUTOCADを使用しているのあれば、見慣れている画面構成ですね。
図形要素のプロパティをも表示できます。
DwgTrueViewは、何より印刷関連の機能がとても充実しています。印刷できるフォーマットです。
それから複数のフリーソフトを使用しないと実現できないであろうDWF・DWFx・PDF・JPG・PNGのファイル作成に標準対応しています。
他のフリーソフトのビューアだと再現性を100%とは思わずに、どこか再現しきれていない個所があるんじゃないか?と疑いながら眺めてしまうのですが、『DWG TrueView』を使い始めてからは、疑いは微塵も思うことが無くなりました。
又、DWGのバージョンの違いで開けないファイルがあった場合に、DWGのバージョンダウンすることができるDWG変換機能が備わっています。
DWG TrueViewのDWGのバージョン変換の仕方
DWG TrueView はDWGデータのバージョンを変換できる図面変換プログラムが組み込まれているのでDWGのバージョンの変換が出来ます。
AutoCAD 2000,AutoCAD 2004,AutoCAD 2007,AutoCAD 2010,AutoCAD 2013のフォーマットに変換。
DWG TrueViewで開いて見ているDWGのバージョンを変換するわけでありません。
DWGを指定して変換するDWGのバージョンを指定して上書き変換します。
上書きといっても、デフォルトでバックアップファイルを作成する設定になっていますのでバージョン変換前のDWGは拡張子がbakになりフォルダ内に残ります。
DWG TrueViewは、AutoCADと同じDWGエンジンでファイルを開き、印刷や変換を行いますので、変換の品質はAUTOCADと同じです。
まとめ
DWG TrueViewは、AutoCADファイルの閲覧・編集に欠かせないフリーソフトです。
本記事では、ダウンロードからインストール、書き出し機能、DWGバージョン変更までを解説しました。
これらの機能を活用することで、AutoCAD環境がなくてもDWGファイルを効率的に扱えます。ぜひ日々の業務に役立ててください。
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