当記事では、Jw_cadのダウンロード・インストール、図形のダウンロードの仕方、最新バージョンの確認の仕方を紹介をしています。
Jw_CADは、1997年に開発された手描きで図面を作成するドラフター感覚で使える2次元汎用CADソフトです。
開発者が建築せっけいの現場でお仕事をされていたされている方ということから、建築に特化した多くの便利な機能を備えており、一般的に建築向けの汎用CADソフトとして認識されています。さらに、Jw_cadの顕著な特徴の一つは、基本的に無料でありながら商用での利用も許可されている、数少ないCADソフトウェアであるという点です。
Jw_cadは国内でAutoCADに次ぐシェアを有する2次元建築CADソフトとされています。その人気の最大の要因は、ソフトウェアが「フリーウェア」であることです。フリーウェアは使用料が無料であり、ユーザーはコストを気にせずにプログラムを活用したり配布することが可能です。また、Jw_cadの人気にはその長い歴史も一因として挙げられます。
Jw_cadは、基本機能が充実しており、市販の2次元CADソフトウェアと同等かそれ以上の機能を提供しています。主な機能には、線、円、矩形、多角形、寸法の描画などが含まれ、オフセット、拡大・縮小、切断（トリム）、削除、複製、移動などの操作も可能です。さらに、最大256レイヤ（16×16）の管理もサポートされています。DXFファイル形式の読み書きが可能で、他の市販CADソフトウェアとのデータ交換も行えます。
このソフトウェアのメニューとコマンドはほとんどが日本語で表示され、直感的に理解しやすい構造になっています。特に基本的な「線」「矩形」「円」のコマンドは、アイコン化されており、その他のコマンドは二文字から三文字の漢字で表記されているため、初心者でも操作が容易です。
さらに、Jw_cadでは多くの設定項目を個別に調整することができます。これには画面の表示サイズ、マウスの挙動、操作方法、線の種類や太さ、寸法表示の詳細などが含まれます。設定はテキストファイルとして保存でき、同じバージョンのソフトウェアがインストールされた異なるコンピューターに簡単に移行することが可能です。
Windows版とMac版があり、無料で使えます。
「Jw_cad」はこんなソフト。
自由に線種をカスタマイズできる2次元汎用CADソフト。DOS版で人気を博した2次元汎用CADソフト「JW_CAD」のWindows版。
引用元：Jw_cad
Jw_cadのダウンロード
私は、「窓の杜」さんからJw_cadをダウンロードしました。
「窓の杜」からJw_cadのページ
「窓の杜さんからダウンロード」のボタンを押します。
「jww824a.exe」というファイルがダウンロードされます。
お使いのPCに「jww824a.exe」が格納されたらダウンロードは完了です。
Jw_cadのインストール
ダウンロードした実行ファイル「jww824a.exe」をダブルクリックするとインストールが開始します。
「Jw_cad」のインストールウィザードが開始します。「次へ」をクリックします。
使用許諾契約の画面になりますので、「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
インストール先フォルダの確認画面になります。特に指定が無ければそのままで「次へ」をクリックします。
インストールの準備が出来ましたの画面になります。「インストール」をクリックします。
インストール中です。
インストールウィザードの完了。「完了」をクリックします。
以上で、「Jw_cad」のインストールが完了しました。
「Jw_cad」の最新バージョン
2021年11月13日時点での「Jw_cad」の最新バージョンは「Version 8.24a」です。
最新バージョンでどこが変わったのか？
◆Version 8.24a での変更点は以下のとおりです。（2021/05/18）
同梱画像がある状態で図形登録すると、遠くの位置の文字が一緒に登録されてしまう現象を回避した。
背景色を黒、基本設定(1)タブ「プリンター出力のイメージの背景を白にする」 と文字タブ「文字列範囲を背景色で描画」にチェックを入れると、 作図倍率によって文字が塗り潰されて表示される現象を回避した。引用元：バージョン情報
最新のバージョン情報を知りたい時は「Jw_cad」の公式サイトのバージョン情報ページで確認できます。
こちらからどうぞ。
公式サイトのバージョン情報のページ
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