当記事では、フリーのHPGLビューア「PloViewMini」のダウンロードとインストールを紹介しています。
HPGLフォーマットを閲覧出来る無料のソフトはないものか?とネット検索をしても優秀なフリーソフトは、なかなか見当たりません。
優秀なHPGLビューアソフトは有料であったり、高額なCADソフトの1機能として備わっている事が多いのも事実です。
無料でhpglを閲覧出来て、PDF変換も出来るなんて事は現実的にほぼ無いと考えます。
今回、紹介しているPloViewMiniは有料版である『PloView』という有料ソフトのHPGLビューア部分だけを使用できるようにしたフリーのHPGLビューアソフトです。
有料版の機能限定版ですので、ツールバー上にはグレーアウトして使用できないアイコンが多数見受けられます。ですが、元が有料ソフトですのでしっかりと作りこまれていて表示がとても早く軽快です。
「PloViewMini」のダウンロード
下記、有限会社イソプロテックさんの公式サイトからダウンロードできます。
ダウンロード時にメールや名前の登録は不要です。
ダウンロードページに出来る事、出来ない事の概要が記載されています。
公式サイト
PloViewMini
「PloViewMini」のインストール
ダウンロードしたファイル PloViewMini804J.zip の中のsetup.exeをダブルクリックでインストール開始。
セットアップ画面で同意するにチェックを入れて次へを押します。
次のウィンドウでユーザー情報を入力し次へを押します。(画像中の文字列は例です。)
インストール準備完了ウィンドウに変わりますのでインストールを押してください。
セットアップ完了のウィンドウに変わりますので完了を押してください。
View the README fileとLaunch applicationにチェックが入ったままで問題ありません。
インストールが完了してploviewminiが立ち上がりました。
使い方については、追って追記していきます。
余談になりますが、私が使っている新しいレイアウト設計CADシステムはHPGL出力機能を持っていません。
ですので、HPGLをPDFに変換する事もこの先は無くなっていくでしょう。
HPGLフォーマットは過去の物になりつつあるのかもしれません。
まとめ
取り込んだHPGLデータを回転をかけたりミラーをかけたり出来る点は見るだけのビューアとは違っています。
縦長で取り込まれたHPGLデータを回転をかけて横長にしたり、部品面視で出来ている半田面側のHPGLデータをミラー移動して半田面側から見た状態にしたりできます。
ですが、ビューアですので見る事だけに限定されています。
PDFに変換したりプリンターを経由して紙への印刷は出来ません。
使用するシーンはとにかく画面上だけでいいからHPGLフォーマットのデータをとにかく確認したいという場合に限定されます。欲をいうならばせめて、印刷可能であって欲しいところですね。
画面をキャプチャして印刷するという方法もありますが、元の絵柄の尺度を保っての印刷にはなってくれません。
後々の図面化やPDF化、あるいは紙への印刷といった実用性を考えるとPloViewMiniの有料版であるるPloViewを購入する方が賢い選択になると考えます。
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