ここ9年間、**ロジクール M705**を使ってきましたが、最終的に悩まされたのがチャタリング問題でした。
基板設計のように細かい操作が求められる作業では、クリックの誤動作は致命的で、作業効率にも集中力にも影響します。
そこで新たに導入したのが ロジクール Signature M650 です。
静音性・操作性・価格のバランスに優れたモデルですが、実際に使ってみて評価が分かれたのが高速スクロールの感覚でした。
本記事では、
- M650の横スクロールは実務で使えるのか
- M650とM750の違い
- M705と比較した高速スクロールの印象
を、実体験ベースで整理します。
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ロジクール Signature M650の基本的な魅力
SmartWheelによる精密+高速スクロール
M650にはロジクール独自の「SmartWheel」が搭載されています。
- ゆっくり回すと精密スクロール
- 強く弾くと高速スクロール
この切り替えは自然で、長い仕様書PDFやExcelシートを素早く移動できます。
ただし、高速スクロールのフリー感については、M705とは性格が異なります。
高速スクロールはM705とどう違うか?
M705:フリー感の強い高速スクロール
M705の高速スクロールは、
- ホイールが非常に軽く
- 一度弾くと惰性で長く回り続ける
いわゆるフリースピン感が非常に強いタイプでした。
長大なExcelやWebページを一気に端まで移動したい場面では、爽快感があります。
M650:制御重視の、ひかえめな高速スクロール
一方、M650のSmartWheelによる高速スクロールは、
- 確かに高速回転はする
- ただし回転の持続時間はM705ほど長くない
という印象です。
体感としては、
- M705:勢い重視・フリー感が強い
- M650:制御重視・ひかえめな高速スクロール
M650は「ギューーーン」と加速しますが、
必要以上に回り続けず、止めたい位置で自然に収まる挙動です。
実務用途ではM650の挙動が安心
基板設計やExcel作業では、
- 行き過ぎて戻る
- 微調整し直す
といった操作が意外とストレスになります。
その点、M650の高速スクロールは
勢いを抑えつつ、目的位置に近づけやすいため、
実務用途では安心感があります。
爽快さではM705、
扱いやすさではM650、
という評価が実感に近いです。
M650 横スクロールは実際どうなのか?
サイドボタン+ホイールで横スクロール可能
M650はホイールの左右チルトはありませんが、
サイドボタンを押しながらホイールを回すことで横スクロールが可能です。
- 横長のExcel
- 部品表(BOM)
- Webベースの管理画面
これらをマウス操作だけでビュンビュン横移動できます。
ホイールを最大限活用でき、
横スクロール目的で上位モデルが必須とは感じませんでした。
M650 M750 違いを実用視点で整理
| 項目 | M650 | M750 |
|---|---|---|
| 横スクロール | サイドボタン+ホイール | ホイール左右チルト |
| 高速スクロール | 控えめ・制御重視 | やや強め |
| 操作感 | 慣れると快適 | 直感的 |
| 価格 | 抑えめ | やや高め |
横スクロールの操作分かりやすさを取るなら ロジクール Signature M750、
コスパと実務バランスを取るならM650、という位置づけです。
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まとめ|M650は「実務向けに調整された高速スクロール」
ロジクール Signature M650は、
- 横スクロールはサイドボタン+ホイールで十分実用的
- 高速スクロールはM705より控えめ
- その分、制御しやすく実務向き
- 静音性と操作安定性が高い
という特徴を持つマウスです。
M705のフリー感を求める人には物足りないかもしれませんが、
行き過ぎない安心感は、基板設計やExcel作業では大きなメリットでした。
「爽快さより確実性」を重視するなら、
M650は非常にバランスの取れた選択肢です。


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