ガーバー提出トラブルの中でも多いのが、
- 旧Revデータの提出
- ファイル取り違え
- ドリルだけ別Rev
といった管理ミスです。
設計内容が正しくても、ファイル管理が曖昧だと問い合わせが発生します。
本記事では、実務で使える命名ルールとフォルダ構成の整理方法をまとめます。
👉 ガーバーデータについて詳しく紹介しています。
(ガーバーデータの記事へ)
なぜ命名ルールが重要か
ガーバーは複数ファイルで構成されます。
- 銅層
- レジスト
- シルク
- ドリル
- メタルマスク
Rev更新のたびに全ファイルが再出力されます。
命名ルールがないと、
- 旧データ混在
- 内層だけ古い
- ドリルだけ更新漏れ
が発生します。
👉 ガーバーデータ一式について詳しく紹介しています。
(ガーバーデータ一式の記事へ)
推奨ファイル命名ルール
基本構成
プロジェクト名_Rev_レイヤー名.拡張子
例:
PowerBoard_RevA_GTL.gbr
PowerBoard_RevA_GBL.gbr
PowerBoard_RevA_GTS.gbr
PowerBoard_RevA_PTH.drl
PowerBoard_RevA_NPTH.drl
命名のポイント
- Revを必ず含める
- PTH/NPTHを明記
- レイヤー名は省略しない
- スペースを使わない
フォルダ構成例
/PowerBoard
/RevA
(RevAデータ一式)
/RevB
(RevBデータ一式)
Revごとにフォルダを分けます。
旧Revと混在させないことが重要です。
提出パッケージのまとめ方
提出時は、
- Revフォルダ内のデータのみをZIP化
- ZIP名にもRevを含める
例:
PowerBoard_RevB_Gerber.zip
よくある失敗例
ドリルだけ旧Rev
→ ドリルリストの更新漏れ
内層だけ旧データ
→ 内層出力忘れ
フォルダ直下に全Rev混在
→ 取り違え発生
実務で徹底すべきこと
- Rev更新時は必ず全層再出力
- 提出前に更新日時確認
- ZIP化前にフォルダ内を確認
- 命名ルールをチームで統一
👉 ガーバー出力後のチェック手順について詳しく紹介しています。
(ガーバー出力後のチェック手順の記事へ)
FAQ|ガーバーデータの命名ルールとRev管理
Q1. Revは必ずファイル名に入れるべきですか?
A. 必ず入れます。
フォルダ名だけで管理すると、
ZIP化や転送時にRevが分からなくなります。
Q2. RevはA/B形式と1/2形式どちらがよいですか?
A. 社内ルールに統一すればどちらでも構いません。
重要なのは形式よりも、
全員が同じルールで運用することです。
Q3. ドリルは別フォルダに分けるべきですか?
A. Revフォルダ内にまとめます。
銅層・レジスト・ドリルは
同一Revとして一式管理します。
Q4. フォルダ内に旧Revを残しても問題ありませんか?
A. 提出用フォルダには残しません。
提出フォルダには
対象Revのデータのみを入れます。
Q5. ZIP名にもRevは必要ですか?
A. 必須です。
例:
PowerBoard_RevC_Gerber.zip
受信側で即座に識別できます。
Q6. ファイル名に日付は入れた方がよいですか?
A. Rev管理が明確であれば必須ではありません。
日付よりもRev優先で管理します。
Q7. 旧Rev提出を防ぐ最も効果的な方法は?
- Revごとにフォルダ分離
- Rev明記命名
- 提出前に更新日時確認
この3点です。
👉 ガーバーデータ提出チェックリストについて詳しく紹介しています。
(ガーバーデータ提出チェックリストの記事へ)
まとめ
ガーバー管理で重要なのは、
- Rev明記
- フォルダ分離
- 提出前確認
設計品質と同じくらい、
ファイル管理品質が重要です。


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