当記事では、Windows10・windows11などのWindows環境でPDFのバージョンを確認する方法を紹介しています。
機器の取り扱い説明書や図面などPDFファイルが当たり前に使われていてPDFデータと気付かずに説明書などを閲覧されている方も多い事でしょう。
私は仕事柄ほぼ毎日、作成するか閲覧するかでPDFデータに触れています。
そんなPDFデータにはバージョンがあって、ソフトによっては対応できない事もあります。
知らなくてもいい情報だと思いますが、普段、何気なく見ているPDFデータにはバージョンがあります。どうしてPDFにバージョンがあることを知ったのか?といいますと。
私が体験したのはPDF結合ソフトの「PDF As」が扱えるバージョンがあり、扱えないバージョンのPDFを結合できなかったという事があります。その時にPDFにバージョンがあることを知ったのです。
PDFのバージョンを確認する方法
Windows10・windows11環境でPDFのバージョンを確認する方法は下記です。
エクスプローラーでPDFのバージョンを確認する
PDFファイルをエクスプローラーで右クリックし、プロパティを開きます。
開いたパネルの「PDF Infomation」というタブをクリックします。 PDFのバージョンが1.7であることを確認できます。
以上、エクスプローラーでPDFのバージョンを調べる方法を紹介しました。
PDFビューアのプロパティでバージョンを確認する方法
PDFビューアを使いPDFのバージョンを確認する方法を解説していきます。
Acrobat ReaderでPDFのバージョンを確認する
Acrobat ReaderでPDFファイルを開きます。左上の「メニュー」の上にマウスカーソルを持っていき左クリックします。
開いたメニューの「文書のプロパティ」を選択します。
ポップアップウィンドウが開きます。概要タブの「PDFのバージョン」の項にバージョンが記載されています。
以上、Acrobat ReaderでPDFのバージョンを確かめる方法を紹介しました。
Xchange EditorでPDFのバージョンを確認する
Pdf Xchange EditorでPDFファイルを開きます。左上の「ファイル」タブの上にマウスカーソルを持っていき左クリックします。
開いたメニューの「ドキュメントプロパティ」を選択します。
ポップアップウィンドウが開きます。説明タブの「PDFのヴァージョン」の項にPDFのバージョンが記載されています。
以上、Pdf Xchange EditorでPDFのバージョンを確かめる方法を紹介しました。
PDFのバージョン
PDFはアドビシステムズ社の、電子上の文書に関するファイルフォーマットです。
全ての環境でほぼ同様の状態で文章や画像等を閲覧できる特性を持っています。
PDFのバージョンは下記があります。
1.0 1993
1.1 1996
1.2 1996
1.3 2000
1.4 2001
1.5 2003
1.6 2004
1.7 2006
2.0 2006
PDFデータの詳細はこちら
ウィキペディアのPDFデータのページ
まとめ
普段、何気なく見ているPDFデータにはバージョンがあり、対応していないソフトだと開けないことがあります。
Windows10・windows11でPDFデータのバージョンを確認する方法は2つ。
・エクスプローラーでPDFのプロパティを開きPDFのバージョンを確認する方法。
・PDFビューアを使いPDFのバージョンを確認する。
PDFデータのバージョン違いで支障をきたすという事は、日常生活では先ずありません。仕事でPDFを作成したり編集したりしていても稀なのではないかと思います。
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