この記事では、Microsoft Copilot(コパイロット)を紹介しています。
Windows10・Windows11に実装されAndroid、iPhoneにもアプリが提供されるMicrosoft Copilot。
Copilotとは?
Copilot(コパイロット)はMicrosoftとOpenAIが協力して提供している生成AIを活用したサービスです。
EdgeなどのブラウザやWindows上で動作するアプリケーションで、AIのCopilot(副操縦士)にさまざまな操作を代行させるアシスタントのような存在になります。
Copilot(コパイロット)は、今後のパソコンの操作がより便利になる可能性のある注目機能です。
以前は「Bing Chat」として提供されていましたが、2023年12月1日に最新の名称Copilot(コパイロット)に変更されました。
Copilot(コパイロット)は、ユーザーが日常的に利用しているMicrosoft 365アプリケーションと連携できる点が画期的です。
以下に、Copilotの特徴と利用できるプラン、Microsoft 365アプリでの活用方法を紹介します。
又、Copilot in Windowsは、Windowsで利用できるAIアシスタントです。
現在、Windows 11 2022 Update、および、Windows 11 2023 update で提供されています。
Microsoft Copilotの特徴とプラン
Copilotは無料版・有料版があります。
無料版「Copilot」
・GPT-4ベースの大規模言語モデルを搭載しており、テキスト回答だけでなく、画像処理や生成も可能です。
・チャット形式でリアルタイムに回答してくれます。
・最近の出来事を反映した正確な回答が期待できます。
・WindowsやEdge、Chromeから利用できますが、Microsoftアカウントが必要です。
有料版「Copilot Pro」
・月額3,200円で、優先アクセス権やMicrosoft 365との連携機能を提供します。
・過去のデータを含めた資料から迅速に作成や編集ができます。
・横長形式のAI画像も生成可能です。
有料版「Copilot for Microsoft 365」
・1ユーザー当たり月額3,750円(年間契約)で利用可能。
・Microsoft 365アプリと連携して、表や図の作成、データ解析、メールの返信内容の提案、議事録の作成などができます。
Microsoft 365アプリでCopilotを活用できること
CopilotをMicrosoft 365アプリと統合すると、以下のタスクに対応できます。
Outlook
メールの要約や返信の提案ができます。
Word
下書きの作成や文章の編集が効率的に行えます。
Excel
表やグラフの自動作成、数値データの予測が可能です。
PowerPoint
プレゼン資料の作成がサポートされます。
OneNote
メモの要約やToDoリストの作成ができます。
Teams
議事録の作成や共有が簡単にできます。
Microsoft Copilotは、日常業務をスピーディーにこなすための強力なツールとなります。ぜひ一度試してみてください。
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