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超小型コンピュータ「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」通称「ラズパイ」

ラズパイの画像 PC・タブレット本体
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たまにいく本屋さんで『ラズベリーパイ』の本を見かける時があります。

子供から大人の間で人気があるそうで、ちょっと興味を惹かれたので調べてみました。

ラズベリーパイとは

イギリスのラズベリーパイ財団が、教育で利用されることを想定して開発された超小型のシングルボードコンピュータです。

日本では、略称で「ラズパイ」と呼ばれ親しまれています。

大きさは名刺サイズと小型で、基板には、HDMI、USB、有線LANの接続ポートを搭載していて拡張性に優れています。

安価に入手できので趣味や業務(試作品の開発)等としても利用されている。

ラズパイの画像
「ラズパイ」にはHDDやEMMC、SSDといった記憶領域を持ったストレージは搭載されていません。

装備されているマイクロSD端子に挿入されたマイクロSDカードを起動や保存ストレージとして使います。

「ラズパイ」を実際に動作させるには、電源供給用のUSB-Cケーブルやキーボード、マウス、ディスプレイとの接続コード、OS、ストレージ用マイクロSDカードなどが必要になります。

OSは、「Raspbian(ラスビアン)」というLinuxベースのものをラズベリーパイ財団のWEBサイトからPCでダウンロードしてマイクロSDカードに書き込みます。

そのSDカードをラズベリーパイに差し込んでインストールします。

「Raspbian(ラスビアン)」のダウンロードはこちらから
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)の種類

2012年に発売されてから、何度かモデルチェンジをしています。

Raspberry Pi 4 Raspberry Pi 3 Raspberry Pi 2 Raspberry Pi ZERO
CPU 1.5GHz クアッドコア 1.4GHz クアッドコア 900MHz 64-bit クアッドコア シングルコア700MHz
メモリ 1GB/2GB/4GB 1GB 1GB 512MB
ビデオ出力 HDMI Type-D×2 HDMI Type-A HDMI miniHDMI
有線LAN
無線LAN
電源ソース USB Type-C またはGPIOまたは Power over Ethernet(別途 PoE ハット)

microUSB またはGPIOまたは Power over Ethernet(別途 PoE ハット)

microUSBまたはGPIO microUSBまたはGPIO
電源 3,0A 2.5A 2,5A 1.8A

それぞれModel AとModel Bがラインアップされています。

Model Aは廉価版、Model Bはつうじょう標準スペック版です。
2020年4月末時点において廉価版のModel Aシリーズは日本国内で入手しづらい状況です、購入するする際はModel Bを選ぶことになります。

Raspberry Pi 4

ラズパイの画像

2019年11月26日に発売された最新モデルのRaspberry Pi 4は、Raspberry Pi 3と比較して約50%の高速化を実現しています。RAM容量も1GB/2GB/4GBから選択できるようになりました。

電源供給もUSB micro-Bコネクターから最新のUSB Type-Cコネクターへ変更されています。
高性能なラズパイを使ってみたいという方におすすめです。

Raspberry Pi 3

Raspberry Pi 3の中でも、2018年3月14日に発売されたRaspberry Pi 3 Model B+は、従来より熱設計が向上させたため、産業領域での使用を想定して作られています。

Wi-FiとBluetoothを搭載しているため、シングルボードコンピューターとして使う幅が広がっています。

Raspberry Pi 2

Raspberry Pi 2です。
最近ではRaspberry Pi 3とRaspberry Pi Zeroよの2つのモデルが使われるため、影が薄くなってきています。

ですが、Raspberry Pi 2のModel Bは制作キットが多いので、IoTデバイスを自作したい人におすすめです。

Raspberry Pi ZERO

Raspberry Pi Zeroは、2018年1月に発売された新モデルです。1,500円程度と非常に安価なうえにサイズも非常に小さくて出来ています。

性能は他のRaspberry Piに劣りますが、とにかく消費電力が抑えられるので用途によっては有利になることもあり得る。

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)でできること

普通の安価PCとして使う。

OSとしてLinuxを動かせるので、Linux PCとして利用できます。

Linuxのプログラミング、アパッチサーバーとして利用するなど考えられます。

ラズベリーパイは通常のPCと比較して消費電力がとても少ないので、24時間365日ずっと電源を入れっぱなしのサーバーとして使うという人も多いみたいです。

非力なので大量のアクセスが予想される用途にはあまり向かないですが、サーバーをレンタルしないで自宅サーバーなんて考えただけで凄いですよね。

私はレンタルサーバーを利用してブログサイトを運営していますが、「ラズパイ」を知るまでは、自宅サーバーなんて考えた事もありませんでした。

時間とお金があったら、是非試してみたいです。

又、OSとしてwindows10をインストールすれば、超ミニサイズのwindows10 PCとしても利用できます。

windows10上でのプログラミングの勉強、windows10環境に慣れるなどの使い方が出来ます。

スペック的には非力ですので、バリバリ使う用途には向きません。

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