当記事では、基板設計について紹介しています。
マイナーな仕事なので知らいな方がほとんどだと思いますが、プリント基板の設計をしています。そもそもプリント基板て何?という方がほとんどだと思いますので紹介します。
プリント基板とは
そもそもプリント基板とは?ということもあると思いますので簡単にプリント基板の説明をしたいと思います。
プリント基板は電気製品に必要な部品の一つです。
プリント基板には電気製品が求められる動きを実現するために考えられた配線と電子部品が載っています。
通常、緑色をしている事が多く、iPhoneやパソコン、自動車の制御など電気で動いている製品の中に、ほぼ入っています。
通常は、人目に触れる事もありませんので知らないという人の方が圧倒的に多いんじゃないかな。
基板設計とは
別の部署や、別の会社で設計された、ある機能を実現する為に考えられた回路と呼ばれる、電子部品と電子部品を線でつないだ図面をもとに製品内に収まるサイズでプリント基板の設計をします。
基板設計は、形の無い状態からプリント基板という形ある物にします。
製品にしようとしている回路を基板設計用のCAD上で部品配置をして配線パターンを引いてシルクを編集して出来上がったものをプリント基板制作用のデータであるガーバーデータとして出力する。
プリント基板とは家電製品等の電気製品や電子機器等に、ほぼ必ずといっていい程使用されています。
外からは見えませんが電気製品には無くてはならないもの、縁の下の力持ち的な存在です。
プリント基板はこんな見かけをしています。
縁の下の力持ちであるプリント基板ですが、どんな物かというと大体が緑色をしています。
中には青色や(iPhoneは黒色など様々な色もある様なので、この先緑色が当たり前という状況では無くなりつつあります。
標準の色が変わっていくかもしれませんが、とりあえず板です。
その板状のものに必要な電子部品が載っていて、その電子部品間を銅の線路で結んで電子回路を構成しています。
通常は部品を含まない緑色の板状のプリント基板だけを指しますが、緑色の板状のプリント基板に必要な電子部品を実装した状態もプリント基板と呼ばれています。
プリント基板は材質を問わないただの板ではありません。必要な条件をクリアした絶縁性のある樹脂を含浸した材料を用いて成型した板です。
プリント基板のレイアウト設計とは、限られた板のサイズに要望された電子部品を実装し電気的な配線仕様を満たしつつ製造の制約も満たし、銅で線路を成り立たせるという微細な世界。
0,1mmや0,05mmという単位が当たり前の少しだけミクロな世界での設計を専用のCAD上で行っています。
技術が進み続ける現代は商品の更なる小型化や高性能化を要求されています。実現するには相応の対応力が求められる様になってきています。
時にはシミュレーションも必要になることもあり、それに応えられなければ仕事が減っていくでしょう。
そこには、変化についていくのがやっとの私がいます。
コメント