当記事では、小山駅構内にある立ち食いそば屋「きそば」のメニューを紹介しています。
(2021年5月9日現在)
宇都宮線の上りホームの中央あたりにある「きそば」。
駅麺紀行という駅そばの本でも紹介されたりして、ちょっとは有名な駅そば屋。
全てのメニューを注文した事はまだありません。注文して実際に食べたメニューを紹介しています。
値段を記載していますが執筆時の価格です。
気付いた時点で修正していますが実際の値段と異なるかもしれません事をご承知おき下さい。
かけそば・うどん
ずいぶん前のことですが「一杯のかけそば」という本がブームになった事を思い出させる一杯。
小山駅のそばの味を知りたかったら先ずは「かけそば」。
何故なら、具材の味が混ざらないそばとつゆが持っている本来の味を知ることが出来るから。
天ぷらそばや野菜コロッケそばを食べてしまうとかけそばに戻れない味覚になってしまいがちですが、たまに「かけそば」を食べてみるとつゆの美味しさをずっと堪能できる事に気付きます。
お値段もリーズナブル過ぎる値段で提供されている。是非一度食べてみて下さい。
具材の味が混ざらないつゆとそばを本来の味で堪能できる一杯。
おいしいです。
天ぷらそば・うどん
私が注文するのは、ほぼ天ぷらそばです。値段はリーズナブルな390円(2021年5月9日現在)。
天ぷらの油と濃い口しょうゆが効いたつゆが混ざってとても美味しい一杯。
実際、安すぎるんじゃないか?あと40円くらい値上げしても合点がいくんじゃないかといつも思います。
月見そば・うどん
具材に生卵を落としたメニューで見た目が夜空に輝く月の様なので月見そばなのかなと勝手に思っています。
卵の黄身を箸で崩すまではかけそばと同じでつゆとそば本来の味を堪能できるメニューになっています。
若い頃は甘じょっぱいつゆと卵の黄身の混ざった味が好きだったのですが、アラ還の今はつゆの味が美味しいので、ついつい黄身を崩すタイミングを逃してしまい、最後の最後で仕方なく黄身を割るという事が多いです。
お値段も340円とお財布にもとても優しい設定です。
卵の黄身を崩すタイミングでつゆの味の美味しさを感じる時間が調節できます。是非食べてみて下さい。
岩下の新生姜そば・うどん
麵が栃木市の中沢製麺所、具材も栃木市の岩下食品でどちらも栃木県栃木市に本社を置く会社。
すなわち栃木県コラボのメニューです。
栃木県を盛り上げていこうという姿勢が垣間見える気がするのは私だけでしょうか。
有名な岩下の新生姜をのせたメニューです。
私は酒のつまみとして岩下の新生姜を買うことはありますが、そばの具材としては考えたこともなかったので、想定外のコラボメニューと言えます。
味が分かっているもの同士のコラボなのですが岩下の新生姜の甘辛い味と濃い口醤油味のつゆとが混ざり合い甘酸っぱくて美味しい一杯です。
岩下の新生姜のシャキシャキ感もいきてます。
コロッケそば・うどん
コロッケそばですが、売り切れている事が多くなかなか食べられないメニューという印象があります。
券売機でも、売り切れを示す✖印になっている事が多く食べたいと思っても食べる事が出来ないメニューです。
偶然にも券売機で✖印が点灯していなかったら是非食べてみて下さい。
具材の野菜コロッケはいわゆる普通に私達が知っているコロッケの硬さ具合とは異なり。かなり固めに出来ています。
つゆの上で時間経過しても崩れない。崩れる時は食べる人が箸で力を加えた時。
つゆに沈めてコロッケを箸で割ると割れたコロッケにつゆが染み込んで旨い。
私はそばのつゆと揚げ物の油が混ざる味が好きです。天ぷらしかり野菜コロッケしかり油とつゆが混ざるとおいしい。
天ぷらの油もいいですが、コロッケの油も又美味しいです。
山菜そば・うどん
何故か身体にいいイメージのある山菜。
山菜のシャキシャキとした食感がいい味だしています。
食物繊維を多く摂取できるんじゃないでしょうか。と思います。
若い頃は山菜が好きでよく食べたものですが、今は殆ど食べる事がなくなりましたが、たまに食べると美味しいです。
きつねそば・うどん
きつねそばは名前のとおり味が付いたおあげが具材のメニュー。
カップ麺のどん兵衛や赤いきつねでお馴染みですね。
私はカップ麺先行できつねうどんのおあげの味や食感を覚えたので、リアルきつねはちょっと厚さが薄い印象があります。
味は甘じょっぱくて美味しいです。
限定メニュー
小山駅「きそば」は季節限定で食べられるメニューも用意されています。
栃木は魅力度 最下位??そば
栃木県が2020年の魅力度最下位に選ばれた事を受けての自虐ネタがメニュー名の由来だと思う。
それを逆手にとりメニューにしてしまうのは経営者の才能なのか?優秀な社員がいるのか?のどちらかだ。
目の付け所が冴えていると思ったメニューになっています。
使われている具材は餃子の消費量日本一を静岡県浜松市とデッドヒートを繰り広げている有名な宇都宮市の餃子を油で揚げたものと写真ではいもの大きさ加減が伝わってこない佐野市の名物いもフライ、そしてちょっと贅沢な日光市の湯葉という有名どころが一堂に会したメニューです。
栃木県を代表する有名な食材にこれまた有名な小山駅のきそばの麺がコラボして「栃木は魅力度 最下位??そば・うどん」というメニューになりました。
宇都宮市の揚げ餃子もおいしいし、日光市の湯葉もつゆと合っていておいしい。
何と言っても圧巻は佐野市のいもフライです。
写真では小さく見えますが、目の錯覚です。大きないもがフライされていて見た目以上に満腹になります。
限定メニューは期間や季節限定で提供されているメニューです。見かけた時に食べないと、食べたい時に期間が終了しているという事があります。
人気があれば限定メニューから定番に昇格するメニューもあります。
私的には天ぷらそばばかり注文しているので、あまり食べた事が無い未知の味が多いメニューになります。
煮干し中華そば
めんつゆと煮干し粉と中華麺、追加される煮干し粉で美味しさアップしてチャーシューに合う和風ラーメンになっています。
中華麺を茹でるのに通常の湯通しするだけのそばやうどんの時には見た事の無いキッチンタイマーが登場します。
セットされたキッチンタイマーが茹で上がりを知らせる合図のピピっとなるまでに少し時間がかかります。
限られた乗り換え時間の場合には完食できないケースも考えられるので注意が必要と思いました。
私の場合、食べるかどうか迷った挙句に湯で時間があり乗り換えの電車がホームに到着してドアが開くギリギリで麺とチャーシューを完食。
魚粉の効いたスープも飲みたかったのですが諦めました。
提供期間が5月いっぱい。気温が下がってくる秋には再度登場するとツイートされています。
秋には、魚粉の効いた和風のスープも飲んでみたいと思わせる一杯でした。
秋が楽しみです。
先週食べた、立ち食いそば屋の佐野ラーメンがあまりに普通の味だったので駅そば屋のラーメンに期待はしていなかったのですが、きそばの煮干し中華そばは予想以上の味でした。
秋にメニューが復活したら、又、食べてみたいと思いました。
トッピングメニューもあります。
トッピングでは天ぷら、岩下の新生姜、きつね、卵、ねぎだく、佐野のイモフライ(1日10本限定)、野菜コロッケ、山菜、替玉がります。
免疫力を上げるねぎだくを注文するのは、コロナ禍の今のご時世有りでしょう。
替玉が他店では見かけないトッピングメニューなのかなと思います。
替玉と言ったら九州のトンコツラーメンを思い浮かべるのは私だけでしょうか。
替玉を注文する際にきつねや野菜コロッケなどのトッピングも合わせて注文すれば、お得な値段で一杯目とは違う味のもう一杯が味わえます。
最近追加になったイモフライは一日10本限定なので、いつも売り切れていて幻のトッピングになっていて私の中では、遭遇することは無いであろう幻のイモフライだと思っています。
オリジナルの七味
「きそば」で使用している七味はオリジナルの七味です。
きそば新聞に書いてありました。
駅そば屋さんの店頭でオリジナル七味を買う事が出来ます。
オリジナル七味を使用したおかきも発売されました。
小山駅のきそばオリジナルの七味を使った揚げ餅
うかつにもトイレに行ってしまい。駅そばを食べてギリギリの時間が削られてしまったので「きそば」の周りをうろうろしていると新しい広告が目に入ってきました。
揚げ餅のメニュー
券売機にも「揚げ餅」が追加されている。
時間が無かったので「揚げ餅」を購入しました。
以上、小山駅のそば「きそば」のメニューの紹介でした。
コメント